辰巳の森緑道公園は、東京都江東区辰巳にある都立の海上公園で、1975年12月1日に開園しました。入園は通年自由で無料、最寄りは東京メトロ有楽町線の辰巳駅です。湾岸道路沿いに東西へ細長くのびる緑道型の公園なので、園路に沿ってそのまま歩き進められます。ウォーキングにもジョギングにも使いやすい公園です。
この記事では、江東区の海上公園として知られる辰巳の森緑道公園について、歩くときに知っておきたい情報を整理します。園の広さと成り立ち、直線約630mの並木道、1周900mというランニングコースの数字、約380本の桜、隣にある辰巳の森海浜公園の施設、駅からのアクセスまでを順に書きました。情報は2026年9月22日時点で確認できたものです。開園時間や催しは変わることがあるので、出かける前に公式サイトの海上公園なびで最新の案内を見てください。

辰巳の森緑道公園は1975年開園、面積14.6haの都立海上公園
結論から言うと、辰巳の森緑道公園は開園から51年目を迎えた、面積14.6haの都立公園です。所管は東京都港湾局で、東京湾岸に整備された海上公園の一つに数えられます。
基本情報の一覧
まず、押さえておきたい数字を表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区辰巳1丁目・2丁目 |
| 開園日 | 1975年12月1日 |
| 公園面積 | 14.6ha |
| 入園 | 通年自由、無料 |
| 最寄り駅 | 東京メトロ有楽町線の辰巳駅 |
| 駅からの徒歩 | 約1分から3分 |
| 所管 | 東京都港湾局 |
14.6haは平方メートルに直すと14万6000平方メートルです。ただし、この面積は公園の全体を合計した数字で、歩く距離を示すものではありません。細長い形の公園ですから、面積の割に一方向へ長く歩ける、と考えておくと実際の印象に近くなります。
駅からの徒歩時間は、紹介するサイトによって1分とも3分とも書かれています。どちらの数字も辰巳駅のすぐそばであることは共通していて、改札を出てから迷う心配はほとんどありません。
海上公園と辰巳エリアでの位置づけ
海上公園とは、東京湾岸に整備されている都立の公園群の総称です。辰巳の森緑道公園はその一つで、隣接する辰巳の森海浜公園と合わせて、辰巳エリアの緑の軸になっています。
辰巳の周辺は東京ベイエリアの埋め立て地で、マンションや住宅が多い地域です。訪れた人の感想には、そのなかであちこちに緑が映えていて気持ちがいい、散策やジョギングに向いているという声があります。住宅地の真ん中に細い緑の帯が通っている、という景色を思い浮かべてください。周辺に暮らす人の憩いの場になっているのも、この立地からうなずけます。
三ツ目通りで東西に分かれる細長い園路が歩きやすい理由
辰巳の森緑道公園は、湾岸道路を始点としてのびる三ツ目通りによって、東側と西側に分かれています。西の端は辰巳運河、東の端は曙運河に面しています。つまり、公園は運河から運河まで、一本の緑の帯として横たわっている形です。
歩きやすいと言える理由は、園路の性格にあります。緑道型の公園は、円形の広場を囲む公園と違い、進む方向がはっきりしています。地図を見ながら歩く必要がなく、前へ進めば端に着きます。ウォーキングの初心者にも、距離感がつかみやすい構造です。
三ツ目通りと辰巳の森海浜公園のあいだに位置する緑地も、辰巳の森緑道公園に含まれます。公園の名前だけを見ると一本の道を想像しますが、実際は三ツ目通りをはさんで二つのエリアからなり、海浜公園とも接しています。歩く距離を調整しやすいのは、この構成のおかげです。
園内には長い園路や遊歩道があり、木々に囲まれた道が続きます。日焼けを気にせず歩きやすい、とする紹介が複数あります。日差しの強い季節に外を歩くときは、これが大きな利点です。ただし木陰の濃さは季節や時間帯で変わります。夏に出かけるなら、帽子や飲み物は持っていくほうが安心です。
直線約630mの並木道と1周900mが歩く距離の目安
ランニングコースを紹介するスポーツワンは、辰巳の森緑道公園を、スピード練習に向いたコースとして取り上げています。この情報は、ウォーキングの距離を考えるときにも使えます。
同サイトの説明では、コースは湾岸道路沿いのフラットな歩道と、公園内の幅の広い直線約630mの並木道で構成されています。横断箇所がなく、信号で足を止められません。1周の距離は900mです。距離が短いので、何周かする使い方が勧められています。
距離の目安を周回数で見る
1周900mという数字から、周回数ごとの距離を計算しました。以下は単純な掛け算で、実際に測った記録ではない点に注意してください。
| 周回数 | 距離の目安 |
|---|---|
| 1周 | 900m |
| 2周 | 1.8km |
| 3周 | 2.7km |
| 4周 | 3.6km |
| 5周 | 4.5km |
コースを紹介するサイトは、何周かすることを前提にしています。つまり、この公園は「一回で遠くまで歩く」より「決まった周回を繰り返して距離を稼ぐ」使い方に向いています。同じ道を回るので、体調が不安な日や、時間があまり取れない日でも、周回数で調整できます。1周で切り上げるのも、5周まで伸ばすのも自由です。
直線約630mの並木道は、歩くペースを一定に保ちやすい区間です。横断箇所がなく、幅が広いので、前から来る人とすれ違うときも余裕があります。
距離表示がないので事前に決めておきたいこと
このコースには、距離表示の看板がありません。今どこまで歩いたかを知りたい場合は、GPSウォッチを使うと、インターバルトレーニングもできます。スマートフォンの歩数計や地図アプリでも代用できるでしょう。
歩く前に、何周するか、何分歩くかを自分で決めておくのがコツです。看板がないぶん、気がつくと予定より長く歩いていた、ということも起こります。逆に、目印がないので途中でやめどきを見失う人もいます。周回数を先に決めてしまえば、この問題は消えます。
なお、並木道の長さは紹介サイトによって約600mと約630mの表記があります。数十メートルの差ですが、記事や記録に数字を書くときは、出典を添えるか、実際に歩いて確かめた値を使ってください。
木陰の園路と土の道、路面を選んで歩けます
辰巳の森緑道公園の園路は、サイクリング、ジョギング、ウォーキングの三つに向いていると案内されています。園内には自転車路が整備されているので、サイクリングにも適した公園です。歩く人と自転車が同じ園内にいる場面もあります。すれ違うときは、進行方向と周囲に気をつけてください。
路面の選択肢があるのも、この公園の特徴です。園内には、整備された小道のほかに土の道があります。舗装された道は歩きやすく、天候が悪い日の翌日でも比較的安定しています。土の道は足への当たりがやわらかく、目的に応じて使い分けられます。ジョギングやウォーキングの練習では、路面を変えるだけで歩き心地が違います。
芝生広場と、子ども向けの遊具があるエリアもあります。遊具の近くにはパンダをかたどった遊具があり、そのそばにトイレがあります。長く歩く日は、トイレの位置を先に覚えておくと安心です。週末は家族連れでにぎわう公園として知られているので、ゆっくり歩きたい人は、平日や早い時間を選ぶと落ち着いて回れます。
桜並木は約380本、2026年は3月27日に満開でした
辰巳の森緑道公園は、桜の名所としても知られています。園内の桜並木は、江東区内でも有数の規模です。ウォーキングの季節を選ぶなら、3月下旬から4月上旬が最も華やかな時期です。
桜の本数と品種
海上公園なびなどの情報では、ソメイヨシノが約380本あります。別の花見情報サイトでは、約400本のソメイヨシノなどと書かれていて、本数は情報源によって少し違います。桜並木の長さは約600mです。
品種の中心はソメイヨシノです。ほかに、オオシマザクラ、サトザクラ、カスミザクラがあります。幹周りが1m以上のソメイヨシノやオオシマザクラがあるのも特徴です。
桜の樹齢は植えた時点で約15年、いまは60年を超えます
海上公園なびの「さくらの歴史」のページは、園内の桜並木が、公園の整備時に植えられたものが今も続いていると説明しています。植えたときの樹齢は約15年で、2019年の時点ではもうすぐ60年になる、という内容です。
この数字から、2026年現在の樹齢を計算してみます。2019年から2026年まで7年進みますから、60年に近かった樹齢は、60年を超えたことになります。計算上は約66年です。ただしこれは、2019年時点の「約60年」という数字に7年を足しただけの目安です。個々の木の正確な樹齢を示すものではありません。公園の開園が1975年で、植えたときの樹齢が約15年という記述とも、おおむね整合します。
太い幹の桜が並ぶのは、それだけ長い年月をこの場所で過ごしてきたからです。歩きながら幹を見上げると、園路の長さとは別の、時間の長さも感じられるでしょう。
2026年は3月27日に満開、3月29日に桜吹雪でした
2026年の桜は、3月27日に満開になり、3月29日には桜吹雪の状態でした。見頃は例年3月下旬から4月上旬です。2026年のさくらまつりは、3月下旬から4月上旬にかけての開催が案内されていました。提灯は21時で消灯しますが、ライトアップは一晩中行われるという案内があります。例年の人出は約2万人です。
今日は2026年9月22日ですから、この年の桜はもう終わっています。来年以降に桜の時期を狙う場合は、開花の状況を気象情報や公式サイトで確認しながら、満開に合わせて計画してください。年によって開花の時期はずれます。
人出が約2万人もあるので、桜の時期にじっくり歩くのは簡単ではありません。混み合う時間帯を避け、朝早めの時間や平日に出かけるほうが、並木道を自分のペースで歩けます。
辰巳の森海浜公園と組み合わせると歩く範囲が広がる
辰巳の森緑道公園に隣接する辰巳の森海浜公園は、あわせて歩くコースに組み込みやすい公園です。緑道公園を歩いたあとに海浜公園へ入る、という流れが自然に作れます。
面積と施設
辰巳の森海浜公園は、1993年6月1日に開園しました。開園面積は169,237.48平方メートルで、約16.9haです。辰巳の森緑道公園の14.6haと比べると、面積は1.16倍ほどです。所在地は東京都江東区辰巳二丁目1番35号で、辰巳駅の有楽町線2番出口から徒歩7分から9分と案内されています。緑道公園より駅からは少し離れます。
施設としては、パターゴルフやフリーテニスなど、8種目のニュースポーツを楽しめる場所があります。ドッグラン、すべり台やブランコなどの遊具もあります。少年広場は、サッカーや球技ができる広場です。歩くだけで終わらず、体を動かす別のメニューを足したい日にも使えます。
バーベキュー広場の利用は3月から11月、2026年度の案内
海浜公園にはバーベキュー広場があります。2026年度の案内は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用期間 | 3月から11月 |
| 夏休み期間 | 7月20日から8月31日は毎日 |
| それ以外の期間 | 土曜日、日曜日、祝日のみ |
| 利用時間 | 午前10時から午後4時 |
| 最終受付 | 13時まで |
| 人数 | 1グループ最大20名 |
「手ぶらでバーベキュー」は、利用したい日の1か月前の1日から先着で受付が始まります。食材や器材の提供サービスを受ける場合は、2か月前の1日から予約を受け付けます。バーベキュー広場のなかには、ペットは入れません。
今日は9月22日で、利用期間の3月から11月のなかにいます。この期間内に利用する場合、10月の利用なら9月1日から受付が始まっていた計算です。11月分は10月1日から受付が始まります。実際の空き状況は、公式の管理事務所に確認してください。
駐車場は二か所、営業時間が違います
車で行く場合の駐車場は二つあります。第一駐車場は東京辰巳アイスアリーナの横にあり、営業は24時間です。ただし12月29日から1月3日は除きます。第二駐車場は東京アクアティクスセンターの東側にあり、営業は6時から21時です。障害者手帳を持っている方は、駐車料金が免除されます。
朝早くから歩き始める人は、第二駐車場の営業が6時から始まることを覚えておくと便利です。夜遅くまで滞在する予定がある人は、21時に閉まる第二駐車場ではなく、24時間の第一駐車場を選んでください。料金や台数は変わることがあるので、海上公園なびの「アクセス・駐車場」のページで確認してから出かけましょう。
10月12日にスポーツフェスティバルが開かれます
2026年は、10月12日の月曜日、祝日に、辰巳の森海浜公園でスポーツフェスティバルが開かれます。時間は10時から16時までです。内容は、移動動物園、ニュースポーツ体験、ヨガ体験、謎解きラリーなどで、参加は無料です。
今日から数えると、開催まで20日ほどあります。緑道公園を歩いたあとに、海浜公園のイベントへ立ち寄る組み合わせも取れます。当日は人が増える可能性があるので、時間に余裕をもって計画を立ててください。
夢の島緑道公園、新木場緑道公園、若洲海浜公園へ足を延ばす
散策サイトの情報には、辰巳の森緑道公園から夢の島緑道公園、新木場緑道公園、若洲海浜公園とつなぐウォーキングが人気だという説明があります。東京湾岸の緑道や海上公園を結ぶルートです。
辰巳の森緑道公園を起点に、四つの公園を順番にたどる形になります。園内の散策だけでも十分に楽しめますが、もっと長く歩きたい日は、このルートが選択肢になります。
ただし、各区間の距離や所要時間は、今回確認できた資料には載っていません。数字を書けないのは、確かめられていないからです。実際に歩く前に、公式の地図で区間の距離を確認するか、自分で地図アプリを使って測ってください。自分の足で歩いた記録が、一番信頼できる情報になります。
辰巳駅から徒歩1分から3分、アクセスの確認ポイント
電車で行く場合、最寄りは東京メトロ有楽町線の辰巳駅です。駅から公園までは、徒歩約1分から3分です。りんかい線の沿線ガイドにも、この公園が紹介されています。
駅から近いので、電車で来て公園を歩き、そのまま同じ駅から帰る、という使い方ができます。荷物を車に置いておく必要がなく、身軽に歩けます。歩き終わりが駅前になる点も、汗をかいたあとには助かります。
海浜公園まで足を延ばす場合は、有楽町線の2番出口から徒歩7分から9分の距離になります。緑道公園から海浜公園へは、園路がつながっているので、そのまま歩いて移動できます。
歩く前によくある疑問は料金、周回数、時期、ペットの4点
ここでは、出かける前によく浮かぶ疑問を、順に答えます。
料金はかかりますか、という質問には、かかりませんと答えます。辰巳の森緑道公園は通年で入園自由、無料です。ただし、隣の辰巳の森海浜公園にあるバーベキュー広場の利用や、駐車場の利用には、別に条件や料金があります。
何周すれば、ちょうどいい運動になりますか、という質問には、決まった答えはありません。1周が900mですから、周回数で距離を調整できます。2周なら1.8km、3周なら2.7kmです。体力や予定に合わせて、自分で決めてください。
いつ行くのが一番いいですか、という質問には、目的で答えが変わります。桜を見たいなら、3月下旬から4月上旬です。ただし約2万人の人出があります。静かに歩きたいなら、桜の時期を外した平日の朝を選ぶと、落ち着いて歩けます。
ペットと歩けますか、という質問には、園内のルールを確認してくださいと答えます。海浜公園のバーベキュー広場には、ペットは入れません。一方で、海浜公園にはドッグランがあります。緑道公園の園路でのペットの扱いは、今回の資料では確認できていません。海上公園なびで確認してください。
歩く前の準備は三つ、周回数と持ち物とトイレの位置
最後に、この記事の要点を整理します。
辰巳の森緑道公園は、1975年12月1日に開園した、面積14.6haの都立海上公園です。三ツ目通りで東西に分かれ、西は辰巳運河、東は曙運河に面しています。園路は木々に囲まれ、日焼けを気にせず歩きやすいと案内されています。公園内には、幅の広い直線約630mの並木道があり、1周は900mです。距離表示の看板はありません。
桜は約380本のソメイヨシノを中心に、オオシマザクラなども育っています。2026年は3月27日に満開になりました。隣の辰巳の森海浜公園は、1993年に開園した約16.9haの公園で、ニュースポーツやドッグラン、バーベキュー広場があります。2026年10月12日には、ここでスポーツフェスティバルが開かれます。
歩く前にやっておきたい準備は三つです。一つ目は、何周するかを決めておくこと。看板がないので、周回数が距離の目安になります。二つ目は、季節に合わせた持ち物を用意すること。木陰があっても、夏は帽子と飲み物が助けになります。三つ目は、パンダの遊具の近くにあるトイレの位置を覚えておくことです。
どれも難しい準備ではありません。駅から徒歩1分から3分の場所にある無料の公園なので、思い立った日にふらっと歩き始められます。まずは1周900mを歩いて、自分の足に合う距離を探してみてください。
都心の広々とした公園を歩きたい方は、新宿御苑ウォーキングコース完全ガイド|外周3.5kmの歩き方と見どころもチェックしてみてください。








