荒川河川敷を朝に歩く、東京で平坦なウォーキングコースの選び方

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東京の朝に、平らで歩きやすい道を探しているなら、荒川の河川敷が有力な候補です。堤防の上や河川敷の道は幅が広く、景色を遮るものが少なく、起伏も少ないため、朝の散歩やウォーキングに向いています。赤羽なら駅から歩いてスタート地点に着け、約6kmのコースや周回5kmのコースがあります。この記事では、赤羽、北千住、堀切、板橋、河口側の各エリアについて、距離とアクセス、朝に歩くときの注意点、河川敷の利用ルールを、2026年9月20日時点で確認できた情報をもとにまとめました。歩く距離と時間の目安を先に決めておけば、当日の迷いが減ります。

目次

荒川河川敷の朝のウォーキングは歩道の広さと空の広さが魅力

荒川は、東京の北部から東部を流れる大きな川です。水源は甲武信ヶ岳で、全長は約170kmを超えます。その河川敷は、東京都内でも屈指の広さを持つ散歩と運動の場になっています。

朝のウォーキングに向いている理由は、大きく4つあります。1つ目は歩道の広さです。荒川ウォーキングを紹介するブログでは、板橋区、北区、足立区を縦断する道を「ひろ〜い歩道は歩きやすい」と書いています。ランニングコースの紹介ページも、堤防上の道は道幅が広く快適で、景色を遮るものがないので気持ちよく走れると説明しています。

2つ目は開放感です。赤羽エリアの荒川河川敷を紹介するページは、整備された遊歩道が、ウォーキングやサイクリングに向いていると案内しています。夏空の荒川河川敷は開放感でいっぱいだったと書く旅行者のレポートもあります。建物に囲まれた街中の道とは違い、空が広く見えます。

3つ目は起伏の少なさで、これは次の見出しで詳しく触れます。4つ目は設備です。赤羽周辺のコース紹介には、トイレと自動販売機があり、朝のウォーキングに便利だと書かれています。荒川河川敷には河川敷緊急避難道路があり、ところどころにトイレと水飲み場が設けられています。

起伏が少ない道を選べても、橋の手前の上り下りは残ります

結論から言うと、荒川河川敷は坂の少ない道を選びやすい場所です。ただし、完全に平らで、一度も上り下りがない道とまでは言い切れません。

河川敷や堤防の上の道は、川に沿ってまっすぐ続きます。坂道の多い住宅街や丘陵地のコースと比べると、脚への負担は軽くなります。一方で、橋の手前などでは、堤防を上り下りする場所があります。

ですから、この記事では「起伏が少なく、歩きやすい道が多い」という言い方にとどめます。坂が苦手な人は、後半で紹介する足立区のコースの名前にも注意してください。足立区の公式サイトには「坂道段差越えコース」という名前の6.5kmのコースがあります。名前に坂道と段差が入っているので、初めての人は距離だけで決めず、足立区の公式サイトでコースの内容を確かめておくと安心です。

赤羽エリアは駅から徒歩で入れて、約6kmのコースがあります

赤羽エリアは、荒川河川敷の朝のウォーキングを始めやすい場所です。北区にあり、駅から河川敷までの距離が短いためです。

赤羽エリアのアクセスと距離

東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅からは、スタート地点まで徒歩5〜6分です。JR京浜東北線などの赤羽駅からは、徒歩約20分かかります。朝の電車で来るなら、赤羽岩淵駅のほうが河川敷に近いことになります。

距離の目安は、約6kmのコースが紹介されています。荒川橋梁から戸田橋までは片道2.5kmで、往復すると1周5kmの周回コースになります。これはランニング向けのコースとして紹介されているものですが、ウォーキングにも使えます。岩淵水門付近から北区の浮間舟渡付近までは、およそ2kmの土手ルートで、ウォーキングに人気があります。

朝に時間がない日は2kmの土手ルートだけ、余裕がある日は5kmの周回、と使い分けられます。

荒川赤羽桜堤緑地の桜と芝桜

赤羽岩淵駅の3番出口から徒歩約10分、JR赤羽駅東口から徒歩約15分の場所に、荒川赤羽桜堤緑地があります。荒川と新河岸川に囲まれた中洲の土地に整備された緑地で、水辺をのんびり散歩する人や、ジョギングをする人の姿が多く見られます。

ここにはソメイヨシノが108本植えられ、プロムナードになっています。芝桜の見頃は、ソメイヨシノの花が終わる頃から4月下旬頃までです。桜の時期の朝に歩くなら、この緑地は外せません。

東京都北区の案内では、荒川緑地一帯にバーベキュー、野球、サッカーなど四季を通じて楽しめるスポットがあります。BBQ場、野球場、サッカー場が整備され、子どもから大人まで気軽に訪れられます。時間帯ごとの混雑の様子は、確認できた情報の中にありませんでした。人の多さは、現地で確かめてください。

北千住から足立小台までは約6.5kmで、途中にチューリップの公園があります

足立区側のコースは、北千住駅を起点にすると組み立てやすくなります。北千住駅から荒川沿いの土手までは、北へ15分ほど歩けば着きます。

北千住から足立小台方面の6.5kmコース

北千住から足立小台までは、約6.5kmの中級ウォーキングコースとして紹介されています。足立区の公式サイトでは、ウォーキングコースを6種類のテーマに分け、5つのエリアのスタート地点別に案内しています。この中に「坂道段差越えコース」(6.5km、中級)があり、北千住駅西口から千住新橋を経て荒川河川敷を通り、扇大橋を越えて足立小台駅に至ります。

別のブログには、全行程約20kmのウォーキングの記録もあります。約10km歩いてランチをとり、残りの10kmを北千住駅まで歩くという歩き方です。土手沿いの遊歩道は、ジョギングやウォーキングを楽しむ地元の人たちの憩いの場になっています。都会の喧騒から離れた感覚を味わえる、という感想が書かれています。

荒川千住新橋緑地と虹の広場

千住新橋付近の荒川河川敷は、荒川千住新橋緑地と呼ばれています。北千住駅から徒歩20分ほどです。この周辺に、足立区立の公園「虹の広場」があります。約14,000本の7色のチューリップが植えられている公園です。

チューリップの開花時期は、確認できた情報の中に載っていませんでした。春に訪れる場合は、足立区の公式案内で時期を確かめてから出かけてください。

赤羽から北千住までの通し歩きは約12km、3〜4時間です

時間に余裕がある朝は、赤羽駅から北千住駅まで、荒川の土手沿いを通して歩く方法があります。距離は約12kmで、所要時間は3〜4時間です。

この数字から、歩く速さを逆算できます。12kmを3時間で歩くと時速4km、4時間なら時速3kmです。同じ速さを、ほかのコースの距離に当てはめた目安が次の表です。

コース距離所要時間の目安(時速3〜4kmで計算)
岩淵水門付近から浮間舟渡付近の土手約2km30〜40分
荒川橋梁から戸田橋の往復(周回)5km1時間15分〜1時間40分
赤羽周辺のコース約6km1時間30分〜2時間
北千住から足立小台約6.5km約1時間40分〜2時間10分
赤羽駅から北千住駅の通し歩き約12km3〜4時間

この表の所要時間は、赤羽から北千住までの目安をもとに私が計算した数字で、各コースの公式な所要時間ではありません。休憩や写真撮影の時間は含んでいません。

朝の早い時間に赤羽を出発すれば、昼前に北千住に着けます。全行程約20kmのブログの記録のように、途中でランチをはさむ歩き方もあります。

堀切橋付近の河川敷から、東京スカイツリーまで直線で約5km

葛飾区の堀切橋付近の河川敷は、東京スカイツリーを眺められる場所として知られています。スカイツリーまでの直線距離は、約5kmです。

荒川の堤防道路から見える東京スカイツリーは、テレビで紹介されたことがあります。特に、夕日がスカイツリーを照らす光景が美しいと評判です。朝のウォーキングでも、空気が澄んだ時間にはスカイツリーの姿を遠くに眺められます。ただし、見え方は天候や季節で変わります。

板橋区の戸田橋から笹目橋の方面は、周回5kmのコースがあります

板橋区側の荒川河川敷には、野球、サッカー、陸上競技の運動場があります。自然に触れられる生物生態園もあります。河川敷沿いに長く続く土手には、カミツレ(カモミール)やポピーなどの花がたくさん咲きます。

戸田陸上競技場周辺の芝生広場から戸田橋、笹目橋を巡る周回5kmのコースは、ランニングイベントの案内に載っています。板橋区側には荒川戸田橋緑地があり、板橋区の公式サイトが紹介しています。地域の人が散歩やウォーキングで日常的に訪れる、活気と静けさが同居する場所です。

板橋区側の河川敷へは、高島平駅、蓮根駅、西台駅、浮間舟渡駅から向かえます。持ち物として、スマートフォン(地図アプリ)、帽子とサングラス、飲み物、お昼ご飯が挙がっています。河川敷は日陰が少ないので、帽子とサングラスは忘れないでください。詳しいルートや所要時間は、NAVITIMEなどのウォーキングコース検索サービスで調べられます。

河口側の江戸川区清新町は、信号待ちが少ないコースです

荒川の河口付近は、右岸(西側)が江東区、左岸(東側)が江戸川区です。両区は葛西橋で結ばれています。葛西臨海公園駅の近くには、荒川河口橋があります。

江戸川区の清新町から河川敷に出て、ウォーキングやランニングのコースとして使えます。河口から上流に向かう各キロ地点に、トイレ、水道、橋がどこにあるかを整理した解説ページがあります。荒川河川敷は、河口から上流まで走るとき、交差点がほとんどありません。信号待ちが少ないので、歩くペースを保ちやすい道です。

葛西臨海公園から河口を経て上流に歩く散歩の記録は、個人ブログに載っています。河口側から少しずつ上流に進む「荒川を河口から歩く」という楽しみ方もあります。

荒川サイクリングロードは約80kmで、キロポストが距離の目安になります

荒川の河川敷には、荒川サイクリングロードがあります。河口から武蔵丘陵森林公園まで、約80kmのコースです。河口を0.0kmとしたキロポストが1kmごとに立っているので、歩いた距離を確かめながら進めます。

場所内容
右岸(南西側)河口から板橋区と埼玉県の境にある笹目橋まで、片道30km以上
右岸のキロポスト河口を0.0kmとして表示。下流側の起点は新砂リバーステーション
左岸(埼玉側)葛西臨海公園駅方面からアクセスでき、河口から8.5kmほどまでは比較的空いている

このサイクリングロードは、自転車向けに整備された道です。ウォーキングやレクリエーションにも使われています。歩くときは、自転車の通行に十分な注意が必要です。

朝に歩くと、体と頭がすっきり目覚めて一日を始められます

朝の爽やかな空気の中を歩くと、体や頭がすっきり目覚め、一日を元気にスタートできます。朝型の生活リズムを整えて、一日をより充実して過ごせる点も、朝に歩く利点です。

季節ごとの違いも押さえておきましょう。冬は日の出が遅く、寒さを感じます。それでも、冷たい空気の中を歩くとシャキッと目が覚め、体が温まります。夏は、一日で最も気温が下がっている朝の時間に歩けることが、利点になります。この記事の基準日である2026年9月20日は夏の終わりにあたりますが、朝のウォーキングでは暑さの対策を続けてください。

朝のウォーキングの注意点は、熱中症、紫外線、自転車の3つです

熱中症は、涼しい朝でも油断できません

朝のウォーキングでも、適切な水分補給と熱中症の対策は欠かせません。歩いている間は、20〜30分ごとに少量の水分をとるのが理想です。河川敷にはトイレと自動販売機、水飲み場のある場所があります。それでも飲み物は、自宅から持って行くほうが安心です。

紫外線は朝の時間にもあります

朝でも日焼けの危険はあります。朝のウォーキングでも、紫外線の対策が必要です。河川敷は日陰が少ないため、帽子とサングラスは持ち物に入れておきます。

自転車が通る道であることを忘れない

荒川河川敷の道は、サイクリングロードと重なる区間があります。自転車とすれ違う場面に備えて、道の端を歩き、急に進路を変えないようにしてください。

河川敷の道は自転車専用ではなく、歩行者が優先です

荒川河川敷の道路は、緊急用河川敷道路などとして定義された道です。自転車専用の道ではなく、平常時は一般に開放されています。歩行者も自転車も、お互いに配慮して使います。

国土交通省関東地方整備局の資料に「新・荒川下流河川敷利用ルール」があります。自転車の走行について、次の考え方が示されています。歩行者優先が基本です。自転車は、いつでも止まれる速さで走ります。目安は時速20km以下です。周辺に歩行者がいるときは、歩行者を優先して徐行します。河川敷の道路に自転車を停めたり、荷物を置いたり、キャッチボールをしたりして、通行の妨げになる行為もしません。

歩く側にも、守っておきたい一般的な心得があります。横に広がって歩かない。イヤホンで周囲の音が聞こえない状態を避ける。立ち止まって写真を撮るときは、道の端に寄る。犬の散歩では、リードを短く持つ。この4点は、河川敷利用ルールの原文に書かれた内容ではなく、私が安全のために補足したものです。

朝の荒川河川敷に持って行く物は、水分と帽子とサングラスが中心です

持ち物を整理すると、次の表のとおりです。

持ち物使い道
水分(水、お茶、スポーツドリンク)20〜30分ごとに少量ずつ補給する
帽子、サングラス日陰が少ない河川敷で日差しを避ける
日焼け止め朝でも紫外線の対策をする
歩きやすい靴長い距離を歩く
タオル汗をふく
スマートフォン地図アプリと連絡に使う
小銭自動販売機で飲み物を買う

エリア別の比較表で、自分に合う荒川河川敷の入口を選ぶ

ここまでの内容を、エリアごとに並べます。

エリア主な最寄り駅距離の目安特徴
赤羽(北区)赤羽岩淵駅から徒歩5〜6分、赤羽駅から徒歩約20分約2km、周回5km、約6kmトイレと自動販売機。荒川赤羽桜堤緑地
北千住から足立小台(足立区)北千住駅から土手まで約15分約6.5km荒川千住新橋緑地と虹の広場
赤羽から北千住の通し歩き赤羽駅、北千住駅約12km、3〜4時間土手沿いを縦断
堀切橋付近(葛飾区)確認できた情報になしスカイツリーまで直線約5kmスカイツリーの眺め
板橋区の戸田橋から笹目橋高島平駅、蓮根駅、西台駅、浮間舟渡駅周回5km運動場、生物生態園、土手の花
河口側(江戸川区)葛西臨海公園駅確認できた情報になし交差点がほとんどない

荒川河川敷の朝のウォーキングで、よく出る疑問に答えます

初めてなら、どこから歩き始めればいいですか

赤羽の赤羽岩淵駅側から始めるのが、いちばん手軽です。駅から徒歩5〜6分で河川敷に着き、トイレと自動販売機があり、約2kmの土手から約6kmのコースまで距離を選べます。

朝のウォーキングにかかる時間は、どれくらいですか

赤羽から北千住までの約12kmが、3〜4時間です。この速さで計算すると、5kmで1時間15分〜1時間40分、約2kmで30〜40分です。休憩は別に見てください。

荒川河川敷の道は、歩行者だけが使う道ですか

歩行者だけの道ではありません。緊急用河川敷道路などとして定義され、自転車専用でもありません。サイクリングロードと重なる区間で自転車が走るため、歩行者優先の原則を知ったうえで、道の端を歩いてください。

朝でも熱中症や日焼けの対策は必要ですか

必要です。涼しい朝でも、熱中症の対策と水分補給は欠かせません。朝でも日焼けの危険があり、河川敷は日陰が少ないので、帽子とサングラスも用意します。

東京スカイツリーは、どこから見えますか

堀切橋付近の河川敷から、直線約5kmの距離で見えます。荒川の堤防道路から見えるスカイツリーは、テレビで紹介されたことがあります。見え方は天候や季節で変わります。

最初の一歩は赤羽か北千住から、距離は2kmでも構いません

荒川の河川敷は、幅の広い歩道と広い空が続く、東京の朝の散歩道です。起伏は少ないものの、橋の手前には上り下りがあります。赤羽は駅から近く、北千住は6.5kmのコースと虹の広場があります。板橋には周回5kmのコースがあり、堀切ではスカイツリーを遠くに眺められます。

最初は、約2kmの土手ルートで十分です。帽子と飲み物を持って、道の端を歩いてください。慣れたら5kmの周回や6.5kmのコースへ、余裕のある朝には赤羽から北千住までの約12kmへと伸ばせます。距離ごとの所要時間は、この記事の表で確かめられます。

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