長居公園の周回コースは1周2.8km、1kmごとの表示で歩ける平坦な道

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長居公園の周回コースは、1周がおよそ2.8km(2813m)あり、1kmごとに距離の表示が置かれています。大阪市東住吉区と住吉区にある平坦な都市公園をぐるりと回る道で、市民ランナーや学生の陸上選手が練習の場として使っています。走る人のためのコースに見えますが、歩いて回っても使い勝手は変わらず、走力やレベルを問わず利用できます。

季節の楽しみもはっきりしています。春は公園全体で約900本の桜が咲き、周回しながら花見ができますし、植物園では春のバラに加えて秋のバラも人気です。御堂筋線の長居駅から公園まではすぐなので、電車で来てそのまま歩き始められます。

目次

長居公園の周回コースは1周2813m、1kmごとに表示あり

周回コースの距離は1周約2.8kmで、メートル単位で数えると2813mになります。コース上には1kmおきに表示が立っているため、いま何km地点を歩いているのかを途中で確かめられます。ペースを確認しながら歩きたい人にとって、この表示はわかりやすい目印になります。

スタート地点は長居スタジアム正面の標識

周回の起点は、長居スタジアムの正面に立つスタート標識です。すぐ近くにラジオ体操之像があり、仲間と待ち合わせるときの目印にも使えます。

路面は舗装が中心で、一部に未舗装の不整地

足元は舗装された道がほとんどです。ただし、コースの一部には舗装されていない不整地も含まれています。

長居公園の周回コースを歩くと1周は40分前後

時速4km前後で歩いた場合、1周2.8kmにかかる時間はおよそ40分前後です。なお、千葉県が紹介しているウォーキングの目安は、息が軽くはずむ程度の強さで、20分から30分ほど歩くことです。

周回の回数を数えれば、歩いた距離もすぐにわかります。1周なら約2.8km、2周なら約5.6kmで、15周するとフルマラソンとほぼ同じ約42kmになる計算です。

大阪府内の都市公園でのウォーキングを調べた研究では、測定の対象になった5つの公園の一つが長居公園で、ジョギングコース(2.8km)で活動量計による測定が行われました。

長居公園へは御堂筋線の長居駅から歩いてすぐ

電車で行くなら、大阪メトロ御堂筋線の長居駅がいちばん近く、この駅から公園まではすぐです。JR阪和線の長居駅や鶴ヶ丘駅からも、歩いて5分ほどで行けるとする案内があります。実際に歩く距離は、使う出口や園内で目指す施設によって変わります。

ヨドコウ桜スタジアムまでは、鶴ヶ丘駅から徒歩約4分、長居駅から徒歩約10分です。

園内の地下駐車場は255台、うち5台が障がい者用

車で来る人は、タイムズ長居公園の地下駐車場を使えます。255台が停められ、そのうち5台が障がい者用のスペースです。入出庫の時間と料金は次のとおりです。

項目内容
入出庫できる時間7時から23時まで
平日の料金60分350円
土日祝の料金30分300円
1日の最大料金(24時まで)平日1000円、土日祝2000円

公園の南側にも、5台だけ停められる小さな駐車場があり、こちらは24時間で500円です。長居駅の周辺にも時間貸しの駐車場がいくつかあり、1か所に停められるのは3台から17台ほどです。スタジアムのイベント開催日には、ふだんとは違う特別料金が設定されることもあります。

周回の合間に使える園内のコンビニと夜の練習会

公園の中央付近では、2017年7月からコンビニエンスストアが営業しています。歩いている途中で飲み物や軽食を買い足せるため、長い距離を歩く日にも助かります。

夜に走りたい人向けには、トレイルランナーズ大阪が主催する練習会「カイゼン」があります。2012年に始まった夜間の練習会で、集合場所はラジオ体操之像の付近、開始時刻は19時30分です。

長居公園は約66ヘクタール、1944年開園の都市公園

長居公園は大阪市の南部にある大きな都市公園で、広さは約66ヘクタールあります。東京ドームに置き換えると、約12個分の面積です。開園は昭和19年(1944年)で、それ以来、市民が体を動かす場所として、また緑に触れる場所として親しまれてきました。

長居公園はスポーツ施設と植物園・博物館が同じ敷地にある

長居公園の特徴は、陸上競技場や球技場、プール、テニスコートといったスポーツ施設と、郷土の森や長居植物園、博物館のように緑や自然に親しむ施設が、一つの公園の中に並んでいることにあります。

国土交通省の区分では、休息や散歩、運動などを総合的に受け持つ総合公園の標準は1か所10ヘクタールから50ヘクタール、主に運動に使う運動公園の標準は1か所15ヘクタールから75ヘクタールです。

周回コースのそばに陸上競技場2つと球技場1つ

ヤンマースタジアム長居は第1種公認で約5万人収容

ヤンマースタジアム長居の前身は、1964年に開場した長居陸上競技場です。1996年に競技場全体が改修され、2014年からいまの名前で呼ばれています。地上5階建ての建物で、収容人数は約50,000人です。日本陸連の第1種公認に加えて、世界陸連(WA)のクラス1公認も取得しました。

ヤンマーフィールド長居は収容15,000人

同じ公園にあるもう一つの陸上競技場が、ヤンマーフィールド長居(長居第2陸上競技場)です。15,000人を収容できます。

ヨドコウ桜スタジアムはセレッソ大阪の本拠地

ヨドコウ桜スタジアムは、球技だけに使う専用のスタジアムで、長居球技場にあたります。1987年4月に開場し、改修工事を何度か経て、2021年4月に工事を終えました。入場できる人数は24,481人です。ここを本拠地とするセレッソ大阪の2024シーズンは、平均で17,903人が入場し、収容率の平均は73.1%でした。所在地は大阪市東住吉区長居公園1-1です。

日本陸連の第1種公認と世界陸連のクラスは別の格付け

日本陸上競技連盟(日本陸連)の公認は、第1種から第4種までの4つに分かれています。公認のない競技場で出た記録は、どんな大会でも公式記録として扱われません。第1種はそのいちばん上の区分で、国体や全国規模の大会に使われ、承認される記録は日本記録までです。

第1種になるための基準には、400mトラックに8レーンか9レーンがあること、全天候舗装であること、芝生席を含めて15,000人以上が入れること、補助競技場として第3種公認の競技場を備えることなどがあります。レーンの幅は、2019年度から国際基準と同じ1.22mにそろえられました。

世界陸連(World Athletics)のクラスは、日本陸連の種別とは別に設けられた国際的な格付けです。このクラスを取った競技場では、アジア記録や世界記録が承認されます。

大阪国際女子マラソンはヤンマースタジアム長居を発着する42.195km

大阪国際女子マラソンは、ヤンマースタジアム長居から出て、またここに戻ってくる42.195kmのレースです。コースは日本陸連の公認と、WA/AIMSの認証を受けています。2026年大会は1月25日の12時15分にスタートし、昭和町、今川、大池橋、勝山、森ノ宮、大阪城公園、玉造、長堀通、新橋、御堂筋、淀屋橋、土佐堀通などを通りました。

大会の始まりは1982年で、第1回は「大阪女子マラソン」という名前でした。1985年の第4回からいまの名前に変わり、阪神淡路大震災が起きた1995年を除いて、毎年開かれています。オリンピックや世界選手権の代表を選ぶレースを兼ねる年が多く、毎回の争いは激しくなります。

2023年の第42回大会では、2011年の第30回大会以来、12年ぶりにコースが変わりました。御堂筋を走るのを復路だけにして折り返しをなくしたことと、アップダウンを取り入れたことが、主な変更点です。

AIMSは長距離ロードレースの主催者がつくる団体

AIMSは、Association of International Marathons and Distance Races(国際マラソン・ロードレース協会)の略称で、長距離ロードレースを主催する側がつくる団体です。1982年にマラソン大会の責任者たちがロンドンで会合を開き、そこでAIMSがつくられました。

AIMSは世界陸連(旧IAAF)と協力しており、道路レースの距離の計測方法として承認しているのは公認自転車法(calibrated bicycle method)だけです。AIMSのコースは、認定を受けた計測者がこの方法で測らなければならず、コースが正確に計測されていることが会員であるための基本条件です。また、道路レースの記録が世界記録として認められる条件には、スタート地点とゴール地点を結んだ直線の距離が、コース全体の長さの50%以内であることなどがあります。

関西インカレは長居の2つの陸上競技場で開催

関西学生陸上競技対校選手権大会(関西インカレ)も、長居の陸上競技場を会場にしています。ヤンマーフィールド長居ではロードの部が行われます。トラック&フィールドの部では、ヤンマーフィールド長居に加えて、ヤンマースタジアム長居も使って開かれます。

第103回は、ロードの部が4月3日、トラック&フィールドの部が5月14日から17日に開かれました。その前の第102回は、ロードの部が4月4日、トラック&フィールドの部が5月4日から7日でした。

長居植物園は約24.2ヘクタールに約1,200種の植物

長居植物園は1974年に開園した植物園で、約24.2ヘクタールの敷地に約1,200種類の植物が育てられています。専門園の数は11で、バラ園やツバキ園もその中に入っています。

2月から3月ごろにはツバキが咲き、ウメ、マンサク、サンシュユも同じころに花をつけます。

バラ園は約240品種3,500株、春の見頃は5月中旬から6月中旬

バラ園で育てているバラは約240品種で、株数にすると約3,500株です。春は5月中旬から6月中旬ごろに花の盛りを迎えます。秋のバラも人気で、その季節に合わせた催しが「秋のローズウィーク」です。2024年の会期は10月19日から11月4日まででした。

歴史の森は約6600万年前からの大阪の樹林を再現

「歴史の森」では、約6600万年前から今に至るまで大阪にあった代表的な樹林が、時代を追って再現されています。第三紀の植物群としては、生きている化石として知られるメタセコイアやセコイアなどがあり、氷期と間氷期の植物群も紹介されています。

花と緑と自然の情報センターは植物園の入口

植物園の入口にあたる建物が、2001年に開館した花と緑と自然の情報センターです。館内の授乳室は、救護室としての役目も持っています。センターの中にはネイチャーホールもあり、特別展を開くときの会場はおもにこのホールです。ほかに講堂と集会室、実習室が備わっています。

2022年には、センター内のセミナー室を集合場所にして、「長居公園 いきもの観察会」という催しが行われました。参加者は生物を専門とするスタッフと生きものを探して回り、スマホを使った調査をしながら、気候変動対策について学びました。

長居公園の桜は約900本、見頃は3月下旬から4月上旬

長居公園で桜が見頃を迎えるのは、例年だと3月下旬から4月上旬です。公園全体にある約900本のうち、約400本は長居植物園に植えられています。周回コースでの花見と植物園の桜を合わせて楽しむ人も多くいます。

植物園の桜は、展望島や大池のまわりに多く、開花時期の違う品種が次々と咲いていきます。3月中旬に鮮やかなピンク色の花を開くヨウコウ、人気の高いソメイヨシノ、花が下向きに垂れて咲くヤエベニシダレのほか、サトザクラなども見られます。2026年の桜は、3月の終わりから4月のはじめにかけて、ほぼ満開まで咲きそろいました。

大阪市立自然史博物館は長居植物園の隣にある

大阪市立自然史博物館は長居植物園の隣にあり、散策の途中で立ち寄れます。常設の展示は、「身近な自然」「地球と生命の歴史」「生命の進化」「自然のめぐみ」「生き物のくらし」という5つの展示からなります。見どころは、実物大で復元したナウマンゾウの模型と、ナガスクジラをはじめとする3体のクジラの骨格標本です。

長居植物園と自然史博物館の開園・開館時間と料金

項目長居植物園大阪市立自然史博物館
3月から10月の開園・開館時間9時30分から17時(入園は16時30分まで)9時30分から17時
11月から2月の開園・開館時間9時30分から16時30分(入園は16時まで)9時30分から16時30分
休み月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日から1月4日月曜日(休日の場合は翌日)、12月28日から1月4日
大人300円300円(常設展)
高校生・大学生200円200円(常設展)
中学生以下無料になる制度あり無料(常設展)

博物館の常設展は、中学生以下に加えて、障害者手帳などを持つ人と、大阪市に住む65歳以上の人も無料で見られます。どちらも証明が必要です。特別展は常設展とは別の料金がかかります。

長居公園の周回コースは2.8kmを1km表示で確かめながら歩ける

長居公園の周回コースは1周約2.8km(2813m)で、1kmごとの表示を見ながら距離とペースを確かめられます。起点は長居スタジアム正面のスタート標識で、御堂筋線の長居駅から公園まではすぐです。歩き終えたら、季節の花が咲く長居植物園や、隣の大阪市立自然史博物館に足をのばす楽しみ方もできます。

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