川越公園改めホットスタッフ川越パークのウォーキングコースは3種類

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埼玉県川越市の入間川沿いにある県営公園は、2026年1月から新しい愛称「ホットスタッフ川越パーク」で呼ばれるようになりました。地元では長らく「川越水上公園」や「川越公園」の名前で親しまれてきた場所で、施設の中身は変わっていません。園内には距離の異なる3種類のウォーキングコースが整備されており、もっとも短いミズドリコースは約590メートル、もっとも長いイチョウコースは約2,750メートルです。体力や時間に合わせて歩く距離を選べる点が、この公園の大きな特徴といえます。この記事では、ホットスタッフ川越パークのウォーキングコースを中心に、アクセスや駐車場の情報、季節ごとの景色、歩くことで得られる健康面の効果までまとめました。

目次

ホットスタッフ川越パークは川越水上公園の新しい愛称として2026年に決定

埼玉県が設置し、公益財団法人埼玉県公園緑地協会が管理する県営公園です。もともとは「県営川越公園」として整備され、通称「川越水上公園」の名前で長く親しまれてきましたが、2026年1月1日付で人材派遣会社の株式会社ホットスタッフとのネーミングライツ契約が結ばれ、「ホットスタッフ川越パーク」という愛称が付きました。プレスリリースでは「ホトパーと呼んで」というキャッチコピーが使われており、地元では「ホトパー」という略称も使われ始めています。公園としての正式名称や施設の内容そのものは変わっていないため、「川越公園」や「川越水上公園」で検索してきた人にとっても、案内している施設は同じものです。地図アプリやカーナビでは古い名称のまま登録されている場合もあるので、目的地を探すときは複数の名称で試すと見つけやすくなります。公園の立地は川越市街地から西へ約2キロメートル、一級河川である入間川の右岸です。周囲は住宅地と田園風景が広がる落ち着いたエリアで、芝生広場や修景池、雑木林のような緑地帯もあり、都市公園でありながら自然を感じながら歩ける環境が整っています。

西川越駅から徒歩15分、バスなら水上公園入口が最寄り

電車を使うなら、JR川越線の西川越駅から徒歩でおよそ15分です。駅から歩いて向かえる距離なので、車を持たない来園者には使いやすい入口になります。バスを使う場合は、JR川越線・東武東上線の川越駅か西武新宿線の本川越駅から西武バスの「かすみ野」行きに乗り、バス停「水上公園入口」で下車します。そこから公園入口までは徒歩でおよそ10分です。川越駅や本川越駅は小江戸川越観光の玄関口でもあるため、観光とウォーキングを同じ日に組み合わせる人にも便利な経路です。

駐車場はプール開設期間だけ有料になる

車で訪れる場合は園内に駐車場があります。駐車料金は季節で変わり、夏のプール営業期間以外は無料です。プールが開いている期間は普通車1回1,000円、大型車1回2,000円かかります。ウォーキング目的なら、駐車料金がかからない秋から春にかけての時期を選ぶと出費を抑えられます。

ウォーキングコースは3種類、距離は590メートルから2,750メートルまで

園内には目的や体力に合わせて選べる3種類のウォーキング・ランニングコースがあります。それぞれ距離や周回する対象が違うため、その日の気分や時間に合わせて使い分けられます。

コース名距離周回する対象
ミズドリコース約590メートルボート池(修景池)
サクラコース約1,330メートル大型プール施設の外周
イチョウコース約2,750メートル公園全体

ミズドリコースはボート池を一周する最短ルート

距離は約590メートルで、園内のボート池の周りを一周する、3コースの中でもっとも短いコースです。水辺の景色を眺めながら短時間でリフレッシュしたいときや、ウォーキングを始めたばかりで軽く体を動かしたいときに向いています。池にはカモなどの水鳥が羽を休めている姿も見られ、名前の由来になっている自然観察も楽しめます。

サクラコースはプール外周を回る中間の長さ

距離は約1,330メートルで、夏にオープンする大型プール施設の外周を回るコースです。コース沿いには桜の木が植えられており、春には花を眺めながら歩けます。ミズドリコースより距離が長く、ある程度の運動量を確保したい人に向いた中間的なコースです。

イチョウコースは公園全体を巡る最長ルート

距離は約2,750メートルで、公園全体を周回する3コースの中でもっとも長いコースです。芝生広場や樹林帯、水辺、プール施設周辺など、公園の多様な景色を一度に見て回れます。コースの一部にはイチョウ並木があり、秋には黄金色に色づいた景色の中を歩けます。しっかり運動量を増やしたい人に向いたコースです。3つのコースにはいずれも距離を示す表示が要所に設けられており、スマートフォンの歩数計アプリと組み合わせれば、日々の記録づけにも使いやすくなっています。

コースの一部はゴムチップ舗装でひざの負担を抑える設計

コースの一部には茶色いクッション性のあるゴムチップ舗装が使われています。通常のアスファルト舗装に比べて着地の衝撃を吸収しやすく、ひざへの負担を抑える作りです。長距離を歩いたり走ったりすると、ひざや足首への負担が気になる人は少なくありません。健康維持のためにウォーキングを始めたばかりの人や、年齢を重ねてから運動を再開する人にとって、路面の質は続けやすさを左右する重要なポイントです。硬いコンクリートの歩道を長時間歩くのに比べると、公園内の専用コースは足腰への負担を抑えながら運動できる環境が整っているといえます。

桜は約300本、ソメイヨシノから八重桜へと4月下旬まで咲き継ぐ

春には、園内の土手沿いに約300本のソメイヨシノが連なる桜並木が見頃を迎えます。桜並木は全長でおよそ1から1.5キロメートルにわたって続いており、サクラコースを歩きながら花見を楽しめます。見頃の時期はおおむね3月下旬から4月上旬です。ソメイヨシノが咲き終わったあとには、一葉、関山、普賢象といった八重桜が続けて開花し、4月下旬頃まで花見を長く楽しめます。オオシマザクラやヤマザクラも点在しており、桜の種類を見比べながら歩くのも楽しみ方のひとつです。ボート池でボートに乗りながら花を眺めたり、バーベキュー広場で食事をしながら花見をしたりすることもでき、ウォーキングと組み合わせた花見スポットとしても人気があります。

紅葉はメタセコイア100本以上とイチョウ並木150メートルが見どころ

秋になると、園内は紅葉の名所としての顔を見せます。関越自動車道沿いの園路には、約150メートルにわたってイチョウ並木が続き、コース名の由来にもなっている見どころです。黄色く色づいたイチョウ並木を歩くウォーキングは、秋ならではの体験になります。ボート池の周囲には100本以上のメタセコイアが植えられており、赤褐色に色づく姿が水面に映り込む景色は、埼玉県内でも屈指の紅葉スポットとして知られています。ボートに乗りながら紅葉を眺めることもでき、彼岸花が咲く一角もあるので、季節の花を見ながら歩くこともできます。

夏はアドベンチャープールが7種類のアトラクションで営業中

夏は公園全体が大きく賑わう季節です。ホットスタッフアドベンチャープールと呼ばれる大型プール施設がオープンし、流れるプールや波のプール、アクアスネークスライダーなど7種類のプールを楽しめます。2026年シーズンの料金は、大人券(高校生以上)が1,100円、小人券(小学生から中学生)が300円、大人2名・小人2名のファミリー券が2,500円です。

券種対象料金
大人券高校生以上1,100円
小人券小学生から中学生300円
ファミリー券大人2名・小人2名2,500円

プール営業期間中は来園者が増えるため、ウォーキング目的で訪れる場合はサクラコースやイチョウコースの混雑にも気を配りながら歩くとよいでしょう。

ボート池やテニスコート、ドッグランなど施設もそろう

ホットスタッフ川越パークはウォーキング専用の公園ではなく、多目的なレクリエーション施設が集まった総合公園です。ボート池では4月上旬から11月上旬にかけて貸しボートを利用できます。スワンボートなど家族連れに人気のボートもあり、ウォーキングの休憩がてら水上からの景色を楽しむこともできます。テニスコートはハードコート24面という規模で整備されており、夏のプール営業期間を除いた期間に利用できます。フットサルコートは屋内2面、屋外2面があり、営業時間は火曜日から日曜日の9時から20時まで、月曜日が定休日です。屋内コートがあるため天候に左右されずにプレーできます。このほかドッグランやバッテリーカー、バーベキュー広場も整備されており、バーベキュー広場の利用は午後4時までに終える決まりです。園内にはフィットネスクラブも併設されており、ウォーキングと合わせて本格的なトレーニングを組み合わせたい人にも対応しています。

ドッグランは登録制で管理人が常駐する

ペットを連れて訪れる人に人気なのが園内のドッグランです。登録制で管理人が常駐しており、利用には狂犬病予防注射済票などの持参が必要です。登録料は1頭あたり1,400円で、登録日から1年間有効です。しっかり管理されたドッグランなので、愛犬を遊ばせながら飼い主自身もウォーキングコースを歩いて体を動かすという過ごし方もできます。

公園は1988年開設の県営川越公園を前身とする

ホットスタッフ川越パークの前身である県営川越公園は、1988年に埼玉県内で3番目の水郷公園として開設されました。開設当初は約28.4ヘクタールの敷地に8種類のプールが整備され、夏のレジャー拠点として親しまれてきました。1991年には、入間川の河川敷が持つ自然の地形を生かしながら水と緑のうるおいある空間づくりを目指して拡張整備が行われ、公園全体の面積はおよそ44.6ヘクタールまで広がりました。当時、人口が急速に増えていた埼玉県南西部で、水と緑に触れられるレクリエーション空間を確保したいという狙いが背景にあります。プールやボート池といった水の施設と、芝生広場や樹林、ウォーキングコースといった緑の空間を組み合わせた総合公園として発展してきた歴史が、現在の多彩な施設構成につながっています。ウォーキングコースも、この水と緑を生かした公園づくりの延長線上に整備されたもので、公園全体の自然環境を楽しみながら歩けるように作られています。

冬はプールがプールフィッシングに姿を変える

夏に賑わうプール施設は、冬になると管理釣り場「プールフィッシング」として営業します。多目的プールや流れるプール、波のプールといった夏の施設がそのまま釣り場になり、例年10月半ば頃からオープンします。エサ釣り、ルアーフィッシング、フライフィッシング用のエリアが用意されており、通常の営業時間は朝6時から夕方17時まで(エサ釣りは9時から)です。ウォーキングで体を動かしたあとに釣りを楽しむという冬ならではの過ごし方もできます。冬は木々の葉が落ちて園内の見通しがよくなり、開放的な景色の中を歩けます。プール営業期間が終わって駐車場も無料になるため、混雑を避けてゆったり歩きたい人には冬から早春にかけての時期が狙い目です。空気が澄んだ晴れた日には遠くの山並みまで見渡せることもあります。

1日8,000から1万歩が目安、イチョウコース1周でおよそ100キロカロリー

厚生労働省が示す運動のガイドラインでは、健康維持のために1日あたり8,000歩から1万歩程度を目標にすることが示されています。性別ごとの目安として、男性はおよそ9,200歩、女性はおよそ8,300歩です。日常生活の移動に加えてホットスタッフ川越パークのようなコースでまとまった距離を歩けば、目標歩数に近づきやすくなります。消費カロリーの目安は、普通のペースで1,000歩(およそ10分)歩いた場合でおよそ30キロカロリーです。イチョウコースを1周(約2,750メートル)歩くとおよそ3,500歩から4,000歩に相当し、単純計算で100キロカロリー前後になります。3つのコースを組み合わせて歩けば、無理のない範囲で運動量を積み重ねられます。ウォーキングは特別な道具を必要としない有酸素運動で、続けることは日々の体調管理に役立つとされています。血の巡りを保ち、気分を切り替える時間としても役立ちます。1日1万歩という数字にこだわりすぎず、まずはミズドリコースのような短いコースから始め、慣れてきたらサクラコース、イチョウコースへと距離を伸ばしていく方法もおすすめです。自然の景色を眺めながら歩くことは、室内でのトレーニングとは違ったリフレッシュにもつながります。

小江戸川越観光とはバス10分で組み合わせられる

ホットスタッフ川越パークは、川越駅や本川越駅からバスで10分ほどというアクセスの良さから、蔵造りの町並みで知られる小江戸川越の観光と組み合わせやすい場所です。蔵造りの町並みは川越城の城下町として発展した江戸時代の面影を今に伝える商店街です。蔵造りとは、火災による類焼を防ぐために考案された耐火建築のことで、黒漆喰で仕上げられた重厚な商家が軒を連ねる景観は、平成11年に文化庁の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。朝や午前中にウォーキングで体を動かしてから、バスや電車で川越駅方面へ移動し、蔵造りの町並みや時の鐘、菓子屋横丁を食べ歩きしながら巡るのは、川越を訪れる際の定番の過ごし方のひとつです。運動と観光、自然と歴史的な町並みという異なる魅力を、同じ川越市内で一日のうちに味わえます。反対に、川越観光で歩き疲れた翌日に、静かに体を伸ばしながら軽く歩くという過ごし方もおすすめです。観光地の賑わいとは対照的な落ち着いた雰囲気の中でのウォーキングは、旅の締めくくりにも向いています。

訪れるなら春・秋・冬がねらい目、名称は複数で検索を

夏のプール営業期間中は駐車場が有料になり、来園者数も大幅に増えます。ウォーキング目的なら、混雑を避けやすい春・秋・冬の来園がおすすめです。桜が見頃を迎える3月下旬から4月上旬、紅葉が美しい11月頃は、季節の景色とウォーキングを同時に楽しめる時期といえます。2026年1月からネーミングライツにより「ホットスタッフ川越パーク」という愛称が使われるようになりましたが、地図アプリやカーナビ、古い観光ガイドでは「川越水上公園」「県営川越公園」「川越公園」の名称で登録されている場合があります。目的地を検索する際は、複数の名称で試すと見つけやすくなります。園内は広いため、初めて訪れるときは入口付近の園内マップでコースまでのルートを確認しておくと迷わずに済みます。ドッグランを利用する場合は登録手続きと狂犬病予防注射済票の持参が必要で、テニスコートやフットサルコートは夏のプール営業期間中に使えない場合があります。訪問前には公益財団法人埼玉県公園緑地協会の公式サイトで最新の営業時間や休園日、料金を確認しておくと安心です。動きやすい服装と歩きやすい靴、水分補給用の飲み物を用意しておくと安心です。夏場は日差しを遮る場所が少ない区間もあるため、帽子や日傘、日焼け止めもあわせて準備するとよいでしょう。冬場は空気が乾燥しやすいので、こまめな水分補給を意識しつつ、朝晩の冷え込みには重ね着で対応するのがおすすめです。早朝や夕方の時間帯は気温が落ち着いており、混雑も少ない傾向にあります。平日の午前中は比較的落ち着いており、自分のペースで歩きたい人にも向いています。

正しい姿勢と靴選びでウォーキングの効果を高める

歩く際は背筋を伸ばし、視線はやや前方に向けるのが基本の姿勢です。両肘は軽く90度程度に曲げ、腕を後ろに大きく引くイメージでしっかり前後に振ると、上半身の運動量も増えます。歩幅はいつもより少し広めを意識し、かかとから着地してつま先で地面を蹴り出すように歩くと、自然で効率的な歩行フォームになります。靴選びも重要で、初心者はクッション性が高く足にフィットするウォーキングシューズやランニングシューズを選ぶとよいとされています。つま先に1センチメートル程度の余裕があるサイズを選ぶと、長時間歩いても靴擦れや足の疲労を防ぎやすくなります。ホットスタッフ川越パークのコースはゴムチップ舗装で足腰への負担が少ない設計になっていますが、靴自体のクッション性が高ければその働きをさらに引き出せます。継続のコツは、運動をしなければと気負いすぎず、休日のお出かけついでやペットの散歩ついでといった軽い感覚で取り組むことです。ミズドリコースのような短いコースから始め、慣れてきたら距離を伸ばしたり歩くスピードに変化をつけたりする工夫も、飽きずに続けるための方法のひとつです。

入間川サイクリングロードは全長22.6キロで歩行者も利用できる

ホットスタッフ川越パークの近くには、入間川に沿って整備された入間川サイクリングロード(県道川越狭山自転車道線)もあります。狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋まで続く全長約22.6キロメートルの自転車歩行者専用道路で、車の通行がないためサイクリングだけでなくウォーキングやジョギングにも使えます。沿道には季節によって桜並木や菜の花、コスモスが咲き、奥武蔵の山並みや富士山を望める区間もあります。ホットスタッフ川越パークでのウォーキングに加えて、体力や時間に余裕がある日にはサイクリングロードの一部を歩いてみたり、レンタサイクルで周辺エリアを巡ってみたりするのもおすすめです。公園内の周回コースとは違う、川沿いの開放的な景色を楽しみながらの運動ができます。

まとめ

ホットスタッフ川越パーク(川越公園・川越水上公園)は、埼玉県川越市の入間川沿いに広がる県営の総合公園です。2026年からのネーミングライツで新しい愛称がついた今も、地元で長く親しまれてきた場所であることは変わりません。園内のミズドリコース(約590メートル)、サクラコース(約1,330メートル)、イチョウコース(約2,750メートル)という3種類のコースは、距離表示やクッション性のあるゴムチップ舗装など、歩く人や走る人にやさしい工夫が施されています。春の桜並木、夏のプール、秋のイチョウとメタセコイアの紅葉、冬の澄んだ空気と、四季を通じて違う表情を見せてくれる点も見逃せません。ボート池やテニスコート、フットサルコート、ドッグラン、バーベキュー広場といった施設もそろっており、ウォーキングだけでなく家族や友人と一日を通して過ごせる公園です。小江戸川越の観光エリアからバスでアクセスしやすい立地にあることから、観光とウォーキングを組み合わせた過ごし方ができるのも魅力のひとつです。近くには入間川サイクリングロードもあり、体力や気分に応じてウォーキングの舞台を広げることもできます。健康づくりのためのコースを探している人にも、季節の自然を感じながら体を動かしたい人にも、川越観光のついでに立ち寄れる場所を探している人にも、ホットスタッフ川越パークのウォーキングコースは足を運ぶ価値のある場所です。

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