高輪ゲートウェイシティの散策コースは、最先端の複合都市と江戸時代から続く歴史スポットを一度に楽しめる、品川エリアならではの魅力的なルートです。2026年3月28日にグランドオープンを迎える高輪ゲートウェイシティを起点に、泉岳寺や旧東海道品川宿といった歴史的名所を巡ることで、東京の過去と未来を同時に体感できます。本記事では、高輪ゲートウェイシティと品川周辺の散策コースを目的別に詳しくご紹介し、季節ごとの楽しみ方やカフェ・休憩スポット、家族連れでの散策プランまで、一日を充実させるための情報をお届けします。

高輪ゲートウェイシティとは?品川に誕生する大規模複合都市の全体像
高輪ゲートウェイシティとは、JR東日本が約6000億円を投じて開発した大規模複合都市です。JR高輪ゲートウェイ駅に直結し、かつて車両基地だった約9.5ヘクタール(東京ドーム約2個分)の広大な敷地に、オフィス、商業施設、ホテル、文化施設、住居が集結しています。「100年先の心豊かなくらしのための実験場」をコンセプトに掲げ、2026年3月28日にグランドオープンを迎える予定です。
主要な構成施設として、まずTHE LINKPILLAR 1(複合棟I)があります。地上30階、地下3階、高さ約158メートルの高層ビルで、オフィスフロアを中心に構成されており、2025年3月27日のまちびらきに合わせて先行開業しました。続くTHE LINKPILLAR 2(複合棟II)は地上31階、地下5階、高さ約167メートルの複合ビルで、オフィスに加えて商業施設「ニュウマン高輪」や地域冷暖房施設を備え、2026年3月28日にグランドオープンする予定です。
住宅棟であるTAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEは、地上44階、地下2階、高さ約172メートルの超高層タワーマンションで、総戸数847戸の賃貸住宅となっています。2026年4月から入居が開始される予定で、低層部には2026年8月に東京インターナショナルスクールの新校舎が開校する計画です。
文化施設としてはMoN Takanawa: The Museum of Narratives(文化創造棟)があり、地上6階、地下3階、高さ約45メートルの規模で2026年3月28日にオープンする予定です。さらに、JWマリオット・ホテル東京が2025年10月に開業しており、国際的なラグジュアリーホテルとして品川エリアのホスピタリティを担っています。これらの施設が歩行者デッキや緑豊かな広場で有機的につながっており、駅から各施設へのアクセスが良好で、散策の起点として最適な場所となっています。
高輪ゲートウェイシティ周遊コースの散策ルートと見どころ
高輪ゲートウェイシティ内をじっくり楽しむ散策コースは、所要時間約2〜3時間が目安です。スタート地点はJR高輪ゲートウェイ駅で、隈研吾氏が設計を手がけたこの駅舎自体が最初の見どころとなります。大きな吹き抜けと木材をふんだんに使用した温かみのあるデザインが特徴で、折り紙をモチーフにした白い大屋根から自然光が降り注ぐ開放的な空間が広がっています。
駅を出たら、まずMoN Takanawa: The Museum of Narrativesへ向かいましょう。隈研吾建築都市設計事務所が外装デザインを担当し、緑豊かならせん状の外観が目を引く文化施設です。「100年先へ文化をつなぐ」をミッションに掲げ、アート、科学、テクノロジー、エンターテインメント、日本の季節、伝統文化を融合した体験を提供しています。
5階には約1500平方メートルの大規模展示空間「BOX1500」があり、半年ごとに新しいシーズンテーマを設けた大規模な展覧会が開催されます。地下3階には約1200人収容のライブ・パフォーマンス空間「BOX1000」が設けられ、音楽やダンス、演劇など多彩なパフォーマンスを楽しめます。4階には約200平方メートルの畳スペース「TATAMI」があり、和の文化とテクノロジーを組み合わせた独自のプログラムが実施されています。日本の四季を感じられる「月見テラス」や足湯スペースなど、ユニークな施設も備わっています。開館記念イベントとして「MoN祭」が2026年3月28日から4月17日まで開催される予定で、展示、トーク、パフォーマンスを通して文化の現在と未来を横断的に体験できる内容となっています。
MoN Takanawaを楽しんだ後は、商業施設「ニュウマン高輪」へ進みましょう。ルミネ史上最大規模を誇るこの商業施設は、3つのエリアで構成されています。「ニュウマン高輪 サウス・ノース」は2025年9月12日にオープンし、約170店舗が展開しています。ファッション、雑貨、食品、レストランなど幅広いジャンルの店舗が揃い、日常使いから特別な日まで対応できるラインナップが魅力です。「ニュウマン高輪 ルフトバウム」も同時期にオープンし、約10店舗が入居しています。そして2026年春にオープンする「ニュウマン高輪 ミムレ」は約20店舗で構成され、日本の食に着目したエリアです。ビール、コーヒー、チョコレート、ジェラートなどのオープンファクトリーが入居し、生産者や産地とつながるヘルシーで特別な食体験を提供しています。
品川・高輪エリアのグルメスポットを散策で味わう
高輪ゲートウェイシティの散策コースでは、充実したグルメスポットも大きな魅力です。ニュウマン高輪には個性豊かな飲食店が集まっており、散策の途中にランチやカフェタイムを挟むのに最適です。
オールデイダイニング「ザ パブリックプレイス」では、朝から夜まで幅広い時間帯に食事を楽しめます。和食居酒屋「高輪それがし」ではしっかりとした和定食が味わえ、そばとワインのペアリングが楽しめる「〆蕎麦 燦々」は、和と洋の融合を堪能できるユニークなお店です。老舗料亭八芳園が手がける新業態「割烹 ブタイ」では、伝統的な和道具を使った目の前での調理を楽しめ、散策の締めくくりにふさわしい特別な食体験が待っています。
カジュアルに楽しみたい方には、ロサンゼルス発の本格ピッツェリア「800 ディグリーズ ナポリタン ピッツェリア」がおすすめです。出汁で有名な「茅乃舎」の店舗や、明治屋、ビームス、バーミキュラなど多彩なブランドも出店しており、食事だけでなくショッピングも同時に楽しめます。ミムレエリアのオープンファクトリーでは、できたてのクラフトビールやジェラートを味わうこともでき、作り手の姿を間近に見ながらの一杯は格別です。
散策の途中で少し贅沢な休憩をしたい場合は、JWマリオット・ホテル東京のラウンジがぴったりです。国際水準のホスピタリティを感じながら、優雅なティータイムを過ごすことができます。
高輪歴史散歩コースで巡る品川の史跡と坂道
高輪ゲートウェイシティの最新施設を楽しんだ後は、周辺に広がる歴史的なスポットを巡る散策コースに出かけてみましょう。所要時間は約3〜4時間で、江戸時代から続く貴重な史跡が数多く残されています。
最初に訪れたいのが「高輪築堤跡」です。高輪築堤は、1872年(明治5年)の日本初の鉄道開業に際して東京湾の浅瀬に建造された堤で、田町駅から品川駅間の約2.7キロメートルの海上に建設されました。その上を日本で初めての鉄道が走ったという歴史的に重要な遺構です。2019年4月、品川駅改良工事の際に石垣の一部が発見され、大きな話題となりました。
高輪ゲートウェイシティ内には「TAKANAWA LINK LINE」という鉄道公園が整備されており、発掘された築堤の信号機土台部分が移設された状態で公開されています。通路上には開業期の鉄道が走ったライン上にレールが埋め込まれ、スマートフォンなどでAR動画を視聴できる「TAKANAWA LINK SCAPE」も体験できます。高輪築堤跡の本格的な現地公開は2027年度を予定しており、保存活用計画に基づいて欠損部の築石、盛土、バラスト、レール、橋梁などの再現が検討されています。
続いて向かうのは「高輪大木戸跡」です。第一京浜(国道15号)沿いに位置するこの史跡は、1710年に設置された江戸の南の玄関口でした。東海道を通って江戸に入る旅人は必ずこの大木戸を通過しなければならず、夜間は閉鎖されて治安維持と交通規制の役割を果たしていました。現在は東側の石垣のみが残っており、幅5.4メートル、長さ7.3メートル、高さ3.6メートルの規模を誇ります。国の史跡に指定されており、江戸時代の交通制度を今に伝える貴重な遺構です。
高輪エリアの魅力のひとつが、数多くの坂道です。武蔵野台地の端に位置する高輪は起伏に富んだ地形が特徴で、歴史ある坂が点在しています。「桂坂」は東京でも屈指の美しい坂として知られ、両側に高い石垣が続き、その上にはお屋敷が建ち並ぶ風情ある佇まいが楽しめます。「洞坂」は狭い路地に急勾配が続く特徴的な坂道で、独特のくねくねとした道筋が歩いていて楽しいスポットです。「石榴坂」と「さくら坂」は品川駅近くに位置し、沿道にはレストランや緑が並んでいます。また、「頭スレスレのトンネル」として知られる低いトンネルもあり、鉄道開業当時の名残で当時の線路の高さがそのまま残されている珍しいスポットです。
泉岳寺と忠臣蔵ゆかりの地を巡る散策コース
高輪ゲートウェイシティから徒歩圏内にある泉岳寺は、忠臣蔵ファンならずとも訪れたい歴史的名刹です。都営浅草線泉岳寺駅からも近く、高輪ゲートウェイシティとの回遊性が高いため、散策コースに組み込みやすいスポットとなっています。所要時間は約2時間が目安です。
泉岳寺は曹洞宗の寺院で、慶長17年(1612年)に徳川家康によって創建されました。当初は現在とは異なる場所にありましたが、大火によって伽藍が焼失し、三代将軍家光の時代に現在の高輪に移転しました。「江戸三ヶ寺」のひとつに数えられる格式高い寺院です。
泉岳寺が広く知られるようになったのは、元禄赤穂事件(忠臣蔵)との深い関わりによるものです。泉岳寺は赤穂藩主浅野家の菩提寺であり、元禄14年(1701年)3月14日に江戸城松之廊下で浅野内匠頭長矩が吉良上野介義央に斬りかかった事件の後、浅野内匠頭の遺体はこの泉岳寺に葬られました。翌元禄15年(1702年)12月14日、大石内蔵助良雄をはじめとする47人の赤穂義士が吉良邸に討ち入り、本懐を遂げています。義士たちは泉岳寺に吉良上野介の首級を持参し、主君の墓前に報告しました。境内には、討ち入り前に自害した萱野重実の供養塔を含めて48基の墓が並んでいます。
境内の見どころとして、「首洗い井戸」は義士たちが本懐成就後に吉良上野介の首級を洗い清めたと伝えられる場所で、静かな雰囲気の中で当時の緊迫した情景が思い浮かびます。「血染めの梅と石」は浅野内匠頭が切腹した際にその血がかかったと伝えられる梅の木と石で、歴史の重みを感じさせる遺物です。「赤穂義士記念館」は討ち入り300年を記念して建てられた資料館で、義士たちの貴重な遺品や書状、肖像画などが展示されています。「義士木像館」には江戸時代末期から明治2年までに制作された四十七義士の木像が収められており、一体一体の表情が異なる貴重な作品群を鑑賞できます。
泉岳寺では毎年4月初旬と12月14日に義士祭が行われています。特に12月14日の義士祭は討ち入りの日にちなんだ盛大な行事で、義士の扮装をした行列が品川駅方面から泉岳寺まで練り歩く様子は圧巻です。
旧東海道品川宿を歩く散策コースの魅力
品川駅から少し足を延ばすと、江戸時代の街道の面影が残る旧東海道品川宿に出会えます。高輪ゲートウェイシティからの散策と組み合わせることで、最新の都市開発と江戸時代の歴史が対比される魅力的なルートとなります。所要時間は約2〜3時間です。
品川宿は、慶長6年(1601年)に東海道の第一宿として設置されました。中世から港町として栄えていた品川の地に置かれた宿場で、陸路・海路の両方から西国へ向かう旅人が利用する、江戸四宿の中でも最も賑わいのある宿場でした。参勤交代の大名行列も数多く通過し、旅籠(宿屋)や茶屋が軒を連ねていた歴史があります。
品川駅から徒歩約15分で旧東海道の入口に到着します。新八ツ山橋付近には「品川宿はここから南へ」という標識が立っており、ここから歴史散歩が始まります。北品川から青物横丁駅付近まで続く旧東海道には、江戸時代と同じ約7メートルの道幅がそのまま残されています。当時の海岸線に沿って緩やかにカーブする道筋も当時のままで、かつて海があった東側に向かって地面が緩やかに傾斜しているのが感じられます。
旧東海道沿いには歴史的な見どころが点在しています。品海公園には品川宿の歴史を解説する案内板があり、散策の導入として最適です。問答河岸跡は、三代将軍家光が東海寺の沢庵和尚と禅問答を交わしたとされる場所で、「品川」の地名の由来に関する逸話も残っています。品川神社は、文治3年(1187年)に源頼朝が創建したと伝わる由緒ある神社で、東海道の守護神として旅人たちの信仰を集めていました。急な石段を上ると品川の街並みを一望できる境内に出ます。富士塚もあり、江戸時代の富士信仰の名残を見ることができます。荏原神社は品川の総鎮守として知られ、毎年6月の天王祭では神輿が海に入る「かっぱ祭り」が行われることで有名です。
街道沿いの商店街には昔ながらの個人商店や老舗の和菓子店が今も営業しており、焼き立てのせんべいや季節の和菓子を味わいながら、のんびりと江戸時代の旅人気分で散策を楽しめます。
一日で巡る高輪ゲートウェイシティと品川のモデルコース
ここでは、高輪ゲートウェイシティと品川エリアの見どころを一日で効率よく巡るモデルコースをご紹介します。所要時間は約6〜7時間です。
午前10時にJR高輪ゲートウェイ駅を出発し、まず駅舎のデザインを鑑賞した後、TAKANAWA LINK LINEで高輪築堤の鉄道遺構に触れます。AR体験で日本の鉄道発祥の歴史を学びましょう。午前10時30分からはMoN Takanawa: The Museum of Narrativesへ移動し、大規模展示空間BOX1500でのシーズン展示や畳スペースTATAMIでの和の文化体験、月見テラスからの眺望を楽しみます。じっくり見て回ると1時間以上かかるため、時間に余裕を持っておくとよいでしょう。
正午にはニュウマン高輪でランチタイムです。「高輪それがし」でしっかりとした和定食を楽しむのもよいですし、「800 ディグリーズ ナポリタン ピッツェリア」でカジュアルにピザを頬張るのもおすすめです。ミムレエリアのオープンファクトリーでできたてのクラフトビールやジェラートを味わうこともできます。
午後1時30分に高輪ゲートウェイシティを出て、第一京浜沿いに南へ歩き始めます。途中で高輪大木戸跡を見学し、江戸の南の玄関口であった石垣の大きさから当時の威厳を感じ取りましょう。午後2時には泉岳寺に到着し、赤穂義士の墓所参拝、首洗い井戸や血染めの梅と石の見学、赤穂義士記念館での忠臣蔵の歴史学習と、静かな境内で歴史に思いを馳せる時間を過ごします。
午後3時からは泉岳寺から品川方面へ向けて高輪の坂道散策を楽しみます。桂坂の風情ある石垣の景色、洞坂の急勾配、頭スレスレのトンネルなど、高輪ならではの地形を体感しましょう。午後3時30分に品川駅高輪口に到着したら、旧東海道品川宿へ向かいます。新八ツ山橋を越えて北品川方面へ進むと、江戸時代の道幅がそのまま残る旧東海道に入ります。品川神社や荏原神社にも立ち寄りましょう。
午後5時に旧東海道の散策を終えたら、品川駅方面に戻りながら夕食のレストランを探します。高輪ゲートウェイシティに戻ってニュウマン高輪の「割烹 ブタイ」で目の前で調理される本格的な和食を味わえば、一日の散策の締めくくりにふさわしい特別な時間となるでしょう。
高輪ゲートウェイシティ散策の季節ごとの楽しみ方
高輪ゲートウェイシティと品川エリアの散策コースは、季節によって異なる表情を見せてくれます。
春(3月〜5月)は高輪ゲートウェイシティ周辺の桜が見事で、花見散歩に最適な季節です。JWマリオット・ホテル東京の敷地内にも桜並木があり、優雅な花見が楽しめます。泉岳寺の境内も桜が美しく、歴史ある境内で静かに花を愛でることができます。旧東海道品川宿沿いにも桜の名所があり、春の散策は特におすすめです。
夏(6月〜8月)は荏原神社の天王祭が見どころとなります。神輿が海(現在は運河)に入る迫力ある祭りは一見の価値があります。高輪ゲートウェイシティ内は空調が効いた施設も多いので、暑い日は施設内で涼みながら散策を楽しめます。MoN Takanawaの足湯は夏でも意外と心地よい体験です。
秋(9月〜11月)は気候が穏やかで散策に最も適した季節です。高輪の坂道散歩も快適に楽しめます。紅葉の季節には泉岳寺の境内が色づき、風情ある景色が広がります。
冬(12月〜2月)は12月14日の泉岳寺義士祭が最大のイベントです。討ち入りの日に合わせた義士行列は品川の風物詩となっています。冬の澄んだ空気の中での散策も趣があり、温かい甘酒やおでんを楽しみながら歩くのもよいでしょう。
品川・高輪エリアの散策途中に立ち寄りたいカフェと休憩スポット
長時間の散策には途中でひと息つけるカフェや休憩スポットが欠かせません。品川・高輪エリアには個性的なカフェが数多くあります。
高輪ゲートウェイシティ内のニュウマン高輪には複数のカフェが入居しており、散策の起点・終点として最も利便性が高い場所です。ミムレエリアのオープンファクトリーでは焙煎したてのコーヒーや手作りジェラートが楽しめます。品川駅高輪口方面では、ショッピングセンター「ウィング高輪WEST」2階の「WIRED CAFE Dining Lounge」が人気で、全92席の広々とした店内にはPC用電源やWi-Fiも完備されています。品川駅から徒歩2分というアクセスの良さも魅力です。
品川駅高輪口から徒歩約5分の「リストランテ カフェ チリエージョ」は、日本庭園を眺めながらコーヒーを楽しめる穴場スポットです。都会の喧騒を忘れさせる緑豊かな景色の中で贅沢なひとときを過ごせます。レトロな雰囲気を好む方には、品川駅周辺の昔ながらの喫茶店もおすすめです。赤いベルベットの椅子やテーブルゲーム機が置かれた昭和レトロな喫茶店では、高輪ゲートウェイシティの最先端の空間とのギャップも楽しめます。
品川駅高輪口から徒歩1分ほどの「高輪 BAR DEL SOLE」は、イタリアンバルとして営業していますが、15時から18時はカフェタイムとなり本格的なエスプレッソやカプチーノが味わえます。北品川の旧東海道沿いには「HALE KEA Cafe&Salon」というハワイアンな雰囲気のカフェがあり、健康と美容をテーマにしたオーガニックドリンクやヘルシーフードが揃っています。旧東海道の散策途中に南国気分でリフレッシュできる人気のスポットです。
家族・子連れで楽しむ高輪ゲートウェイシティと品川の散策プラン
高輪ゲートウェイシティと品川エリアは、大人だけでなく家族連れでも楽しめるスポットが充実しています。
高輪ゲートウェイ駅の構内には「遊べるアートウォール」が設置されており、木製電車を線路に走らせることができる体験型のアート作品があります。電車好きの子どもたちに大人気で、駅を訪れるだけでも十分に楽しめます。駅自体がとても広く清潔で、ベビーカーでの移動もしやすい設計です。TAKANAWA LINK LINEは子どもの鉄道教育にも最適で、日本初の鉄道の歴史を実際の遺構を見ながら学ぶことができ、AR体験で当時の蒸気機関車が走る様子を再現して見ることもできます。
MoN Takanawaでは子ども向けのワークショップやプログラムも定期的に開催されています。アート、科学、テクノロジーをテーマにした体験は子どもたちの好奇心を刺激し、創造性を育むきっかけとなります。畳スペース「TATAMI」では靴を脱いでくつろげるので、小さな子ども連れでもリラックスして過ごせます。
品川駅周辺に足を延ばすと、さらに家族向けのスポットが広がります。品川駅高輪口から徒歩約2分の「マクセル アクアパーク品川」は、最新テクノロジーを駆使した都市型水族館です。透過型液晶パネルを搭載した水槽にタッチすると生き物とリンクした演出が楽しめる「マジカルグラウンド」や、季節と時間帯によって音と光の演出が変わる幻想的な「ジェリーフィッシュランブル」は、子どもから大人まで魅了されます。イルカのパフォーマンスも人気が高く、光と音楽の演出が加わった迫力あるショーは必見です。
品川駅から徒歩約3分の「品川フィッシングガーデン」は、都会のど真ん中にある釣り堀とバーベキュー場です。コイとタナゴの釣りが楽しめ、用具はすべてレンタルできるので手ぶらで訪れることができます。雨の日でも屋根付きエリアで釣りを楽しめるため天候に左右されず、子どもの初めての釣り体験にもぴったりです。品川プリンスホテルの敷地内には映画館、ボウリングセンター、カラオケ、屋内プールなど家族で一日中楽しめる施設が集まっており、高輪ゲートウェイシティの散策と組み合わせることで充実した一日を過ごせます。
家族連れの散策では旧東海道品川宿も意外と子どもに人気があります。江戸時代の道幅がそのまま残る街道を歩きながら、「昔の人はこの道を歩いて旅をしたんだよ」と話してあげると歴史への興味が芽生えるきっかけとなります。品川神社の急な石段は子どもたちにとってちょっとした冒険ですし、富士塚に登れば達成感も味わえます。老舗の和菓子屋で買い食いをしながら歩くのも、子どもたちにとっては楽しい思い出になるでしょう。
高輪ゲートウェイシティへのアクセスと散策のコツ
高輪ゲートウェイ駅へは、JR山手線またはJR京浜東北線で訪れることができます。品川駅からは一駅で所要時間は約2分、田町駅からも一駅で約2分の近さです。都営浅草線泉岳寺駅からも徒歩でアクセス可能で、泉岳寺方面から散策を始めるルートも設計しやすくなっています。品川駅はJR各線(山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線)と京急線が利用でき、東海道新幹線の停車駅でもあるため、遠方からのアクセスも良好です。
散策を快適に楽しむためのコツとして、高輪エリアは坂道が多いため歩きやすい靴を選ぶことが重要です。特に洞坂や桂坂周辺は急勾配があるので、ヒールの高い靴は避けたほうがよいでしょう。高輪ゲートウェイシティ内にはトイレや休憩スポットが充実しているので、散策の合間に適宜休憩を取りながら進むことをおすすめします。旧東海道品川宿エリアは個人商店が多く現金のみ対応の店舗もあるため、小銭を用意しておくと安心です。散策の記録にはスマートフォンのカメラが必携で、高輪ゲートウェイシティの近未来的な建築と泉岳寺や旧東海道の歴史的景観のコントラストは、写真映えするスポットが満載です。
高輪ゲートウェイシティが品川エリアにもたらす変化と今後の展望
高輪ゲートウェイシティの誕生は、品川エリア全体に大きな変化をもたらしています。かつて車両基地だった広大な敷地が人々の集う街へと変貌し、品川駅と田町駅の間に新たな人の流れが生まれました。品川エリアはもともとビジネス街としての性格が強く観光目的で訪れる人は限られていましたが、高輪ゲートウェイシティの開業により、文化施設やショッピング、グルメを目的とした来訪者が大幅に増加しています。
MoN Takanawaの展覧会やパフォーマンスを目当てに訪れる文化愛好家、ニュウマン高輪のショッピングを楽しむファミリー層、JWマリオット・ホテル東京に滞在する海外からの旅行者など、多様な来訪者が品川エリアの新たな賑わいを生み出しています。国際ビジネス拠点としての機能も担っており、グローバル企業のオフィスが入居することで海外からのビジネスパーソンの往来も増えています。2026年8月には東京インターナショナルスクールが新校舎を開校する予定で、国際色豊かなコミュニティが形成されつつあります。
こうした変化は、泉岳寺や旧東海道品川宿など従来からある歴史的スポットへの注目度も高めています。高輪ゲートウェイシティを訪れたついでに周辺の歴史散策を楽しむ人が増え、地域全体の回遊性が向上しています。新しいものと古いものが共存する品川エリアの散策コースは、今後さらに魅力を増していくことでしょう。









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