山中湖を一周する湖畔遊歩道は13キロ、富士山を望むウォーキングコース

当ページのリンクには広告が含まれています。

山中湖の湖畔をぐるりと囲む遊歩道を一周するウォーキングコースは、季節ごとに表情を変える富士山を間近に眺めながら歩ける、全長約13キロメートルの散策路です。歩き通すと3時間半から5時間ほどかかりますが、道のほとんどは自転車・歩行者専用道として整備されているため、初めて訪れる人でも安心して挑戦できます。標高980メートルを超える高地にあるため夏でも涼しく、花の名所や紅葉スポット、ダイヤモンド富士の観測地なども点在しており、一周を通して富士五湖ならではの景色を楽しめます。この記事では、コースの距離や所要時間、アクセス、駐車場やトイレといった実用情報から、見どころや季節ごとの楽しみ方まで順にまとめました。

目次

山中湖はどんな湖か、堰止湖ならではの成り立ち

山中湖は山梨県南都留郡山中湖村にある淡水湖で、富士五湖のひとつです。面積は6.57平方キロメートルあり、富士五湖の中でもっとも広い水面を持っています。水深は13.3メートルほどと富士五湖の中でもっとも浅く、湖面の標高は980.5メートルで、富士五湖のなかでは最も高い場所にあります。高所にある湖として日本国内でも3番目に位置する数値だそうです。富士山の噴火に伴う溶岩流によって川がせき止められてできた堰止湖で、その形が牛に似ていることから「臥牛湖」という別名でも呼ばれています。標高が高く水深が浅いという条件は、風のない日に富士山を鏡のように映す「逆さ富士」が生まれる背景にもなっていて、ウォーキング中に見える景色の意味を知っておくと、歩く楽しみが一段と増します。

山中湖一周コースは約13キロ、徒歩なら3時間半から5時間で歩ける

山中湖を一周する遊歩道の距離は約13キロメートルとされています。13.3キロメートル、13.6キロメートルといった数値も紹介されており、どのルートを厳密にたどるかによって多少の誤差はあるものの、おおむね13キロ前後と考えておくとよさそうです。

徒歩での所要時間については、標準的なペースで歩いた場合の目安として約4時間53分というデータがある一方、実際に歩いた人の体験談では「普通に歩いて約3時間半」という声もあります。休憩や写真撮影、途中の公園への立ち寄りを含めるかどうかで大きく変わるため、半日仕事のつもりでスケジュールを組んでおくと安心です。ランニングで一周する人も多く、その場合はおよそ13.6キロを走り切るコースとして紹介されています。

高低差はほぼフラットで南側の一部だけ坂がある

コース全体はほぼフラットな道が続きますが、湖の南側の一部区間には若干のアップダウンがあります。自転車・歩行者専用道が中心で安全に歩きやすい一方、区間によっては一部車道を通ることになるので、車道歩行時は交通に注意が必要です。

反時計回りが定番ルート、レンタサイクルなら1時間半で一周できる

山中湖を一周するルートは、国道138号の明神前交差点あたりを起点に、湖を左手に眺めながら反時計回りに進むのが歩きやすいルートとして紹介されることが多いようです。スタート直後の山中湖村役場付近だけ一般道を歩くことになりますが、それ以外の区間は自転車・歩行者専用道が整備されているため、落ち着いて進むことができます。

自転車で一周した場合の所要時間は約1時間半とされていて、アップダウンも少ないため体力に自信のない人でも自分のペースで楽しめます。徒歩に時間がかかりすぎると感じる場合や天候の急変が心配な場合は、湖畔沿いに点在するレンタサイクルショップでコースの一部だけを自転車に切り替える手もあります。マウンテンバイクや子供向け自転車、二人乗り自転車まで種類も豊富なので、家族連れでもプランを柔軟に調整できます。歩きと自転車を組み合わせれば、無理なく一周を歩き切ることも可能になります。

アクセスは山中湖ICから車で6分、河口湖駅からバスで30分

車で向かう場合は、東富士五湖道路の山中湖インターチェンジから約6分というアクセスの良さが魅力です。中央自動車道や東名高速道路からもアクセスしやすい反面、休日は観光客で混雑することもあるため、時間に余裕を持って出発したほうがよさそうです。

公共交通機関を利用する場合は、富士急行線の河口湖駅から路線バスに乗り、約30分で「長池親水公園前」バス停に到着します。長池親水公園はダイヤモンド富士の名所としても知られる場所で、ここを起点にウォーキングを始めるプランも人気です。

無料駐車場は旭日丘と長池親水公園、トイレは湖畔6カ所に点在

山中湖の周辺には無料駐車場が複数箇所整備されています。旭日丘の派出所前から旭日丘交差点の手前にかけての駐車場は、林の中にベンチや遊歩道が設けられていて、木陰でひと休みできる環境が整っています。長池親水公園には約80台分の無料駐車場が用意されており、ウォーキングやランニングの拠点として利用しやすいスポットです。一周コースの途中、複数の駐車場に立ち寄りながら歩けるのも山中湖の魅力のひとつといえます。

トイレについても、山中湖遊覧船乗り場の横、ドライブイン鶴塚のわき、山中湖観光協会案内所、旭日丘のENEOS下、旭日丘交差点下、旭日丘バスターミナル下など、湖畔沿いの各所に公衆トイレが設置されています。長時間のウォーキングになるコースだけに、事前にトイレの位置を把握しておくと落ち着いて歩けます。

花の都公園はポピー15万本とひまわり150万本が見頃を迎える

山中湖一周コースには、富士山ビュースポットや公園、文化施設が点在していて、単調な湖畔歩きにはなりません。なかでも約30万平方メートルという広大な敷地を持つ花の都公園は、季節ごとに異なる花々が咲き誇る公園です。4月下旬から5月上旬にかけてはアイスランドポピーが約15万本、6月中旬から下旬にかけてはひまわりが約150万本咲き誇り、富士山を背景にした花畑の景色は多くの写真愛好家を惹きつけています。園内は入場無料のエリアと、清流の里やフローラルドームふららなどの有料エリアに分かれていて、開園時間は4月16日から10月15日までが8時30分から17時30分、最終入園は17時00分です。10月16日から4月15日までは9時00分から16時30分、最終入園は16時00分になります。

有料エリアの入園料は季節ごとに次のように変わります。

期間大人小中学生
4月16日〜10月15日600円240円
10月16日〜11月30日360円150円
12月1日〜3月15日無料無料
3月16日〜4月15日360円150円

詳細は公園(電話0555-62-5587)に確認するのが確実です。

長池親水公園はダブルダイヤモンド富士が見られる名所

長池親水公園は、湖越しに雄大な富士山を望むダイヤモンド富士の名所として知られています。11月中旬または2月初旬ごろには、目の前の富士山と山中湖畔に映る逆さ富士に夕日が重なる「ダブルダイヤモンド富士」が見られることがあり、多くのカメラマンが集まるそうです。無料駐車場も約80台分整備されているため、ウォーキングの起点や休憩ポイントとしても利用しやすい場所です。

旭日丘湖畔緑地公園は10月下旬から紅葉祭りが始まる

旭日丘湖畔緑地公園は、遊歩道沿いに数百本のモミジやケヤキ、フジザクラなどの樹木が植えられていて、紅葉の名所として親しまれています。毎年10月下旬から11月上旬にかけては「夕焼けの渚・紅葉祭り」が開催され、色づいた木々と富士山の組み合わせを楽しむ観光客で賑わいます。

パノラマ台と平野地区、文学の森公園、交流プラザきらら

山中湖から三国峠へと至る県道の途中にあるパノラマ台は、眼下に山中湖を、その向こうに富士山を望めるビューポイントです。天候に恵まれれば、遠く南アルプスの山並みまで見渡せることもあります。湖畔を歩くコースからは少し足を延ばす必要がありますが、山中湖を俯瞰する景色を楽しみたい人には足を運ぶ価値があります。

湖の東岸に位置する平野地区は、湖と富士山を一枚の写真に収められるスポットとして知られています。一年を通じて白鳥や野鳥が訪れる憩いの場でもあり、静かな湖畔でゆったりと富士山を眺めたい人に向いています。逆さ富士の撮影ポイントとしても人気が高いエリアです。

文学の森公園には、外国人観光客にも人気の高い三島由紀夫文学館があります。ウォーキングの合間に文学に触れられる、湖畔散策とは一味違った楽しみ方ができるスポットです。湖畔緑地公園の散策路は、紅葉の季節になるとライトアップされ、多くの観光客で賑わう名所になります。公園を抜けた先にある「夕焼けの渚」からは、富士山に夕日が沈んでいく光景を眺められ、一日の締めくくりに立ち寄りたい場所です。湖の東岸でゆっくり過ごしたいなら交流プラザきららもおすすめで、ボードウォークやビオトープが丁寧に整備されており、湖の生態系を感じながら心地よい時間を過ごせます。

ダイヤモンド富士は10月中旬から2月下旬まで観測できる

山中湖では、10月中旬から2月下旬までのおよそ4か月間、天候に恵まれればほぼ毎日ダイヤモンド富士を観測できるとされています。2026年は、山中湖観光協会主催の「ダイヤモンド富士ウィークス」が2月1日から22日まで開催されました。2月は比較的天候が安定していることが多く、ダイヤモンド富士を観測しやすい時期といわれています。観測時間の目安は15時30分から16時30分ごろですが、場所や時期によって変動するため、事前に山中湖観光協会の情報を確認しておくとよさそうです。

逆さ富士は10月から11月の風のない朝が狙い目

湖面に富士山が映り込む逆さ富士は、風がなく湖面がフラットな状態であることが条件になります。平野湖畔は逆さ富士を見られる撮影ポイントの中でも特に人気が高いエリアのひとつです。逆さ富士のチャンスは、湖面が凍結していないシーズン前半、つまり10月から11月ごろに狙いやすいとされています。ダイヤモンド富士と逆さ富士が同時に見られるダブルダイヤモンド富士は、長池親水公園などで11月中旬や2月初旬ごろに観測のチャンスがあります。

春夏秋冬で表情を変える山中湖ウォーキング

山中湖を一周するウォーキングは、季節によって表情がまったく異なるのも魅力です。春は花の都公園でアイスランドポピーが咲き誇り、新緑と富士山のコントラストを楽しめます。夏は標高1000メートル前後という立地から避暑地としても人気で、ひまわり畑が見頃を迎えるほか、涼しい風を受けながら歩けます。秋は旭日丘湖畔緑地公園や湖畔緑地公園を中心に紅葉が見頃を迎え、夕焼けの渚から望む富士山と夕日の共演も見どころです。冬は空気が澄み渡り、ダイヤモンド富士や逆さ富士など、富士山そのものの美しさを存分に楽しめる季節になります。歩く時期によって目的地を変えてみるのも、山中湖ウォーキングの楽しみ方のひとつです。

歩く前に知っておきたい注意点と持ち物

山中湖一周コースは基本的に整備された遊歩道が中心ですが、一部区間では車道を歩くことになります。自転車利用者も多いコースのため、歩行者は道の端を歩き、後方から来る自転車にも注意を払う必要があります。標高が高い地域のため、朝晩は気温差が大きくなることがあり、特に秋から冬にかけては防寒着を用意しておくと安心です。

13キロという距離は決して短くないため、歩きやすい靴を選び、水分補給用の飲み物を持参することをおすすめします。コース上には公衆トイレやベンチ、休憩できる公園が点在しているため、無理をせず自分のペースで休憩を挟みながら歩くとよいでしょう。全区間を歩き切るのが難しい場合は、花の都公園や長池親水公園、旭日丘周辺など、見どころが集中しているエリアだけを歩く部分的なコースを選ぶのもひとつの方法です。

写真撮影を楽しみたい場合は、逆光や順光の向きによって富士山の見え方が変わってくるため、時間帯を意識してルートを決めるのもおすすめです。特に夕方の時間帯は、夕焼けの渚や平野地区、長池親水公園などで富士山が美しく染まる瞬間を狙いやすくなります。

周辺ハイキングコースは4種類、石割山は403段の階段が名物

山中湖村には、湖畔の平坦なウォーキングコース以外にも本格的なハイキングコースが整備されています。代表的なものとして、石割山ハイキングコース、三国山・パノラマ台ハイキングコース、高指山・明神山ハイキングコース、大平山ハイキングコースの4つが挙げられます。いずれも湖の東岸にある山中湖交流プラザきららを起点・終点として案内されているものが多く、湖畔ウォーキングと組み合わせて計画を立てやすいのが特徴です。

コース名所要時間歩行距離特徴
石割山コース約3時間約5キロメートル403段の階段を登り、標高1413メートルの石割山山頂へ
高指山・明神山コース約3時間約5キロメートルバードウォッチングに人気、平野地内から高指山を経て明神山頂へ
平尾山・大平山コース約4時間約7キロメートル石割山方面から平尾山・大平山を経由し花の都公園でゴール
ブナ林コース約4時間約10キロメートルパノラマ台から明神山、三国山、大洞山を結ぶ本格ルート

石割神社と山頂からの絶景を味わうコースは、交流プラザきららを出発して35分ほど歩くと石割神社の鳥居前に到着し、そこから403段の階段を登り切り、さらに20分ほど登ると山頂に着きます。山頂からは山中湖や富士山を見下ろす絶景が広がります。石割山登山口には普通車30台分の駐車場とトイレも完備されているため、湖畔ウォーキングにプラスして本格的な登山も楽しみたい人には、足慣らしとして組み合わせるのもよさそうです。湖畔の平坦な一周コースを歩き終えたあとに、体力と時間に余裕があればこれらの山道コースにも挑戦してみると、山中湖の違った魅力に出会えます。

遊覧船「白鳥の湖」とスワンボートで湖上からも富士山を楽しめる

長時間のウォーキングの合間に一休みしたいときは、旭日丘エリアから出ている遊覧船やレンタルボートを利用する手もあります。山中湖遊覧船「白鳥の湖」は、日本一の富士の麓、山中湖に日本一美しい白鳥を浮かばせようというコンセプトのもとリニューアルされた遊覧船で、船内デザインは九州新幹線「つばめ」などを手掛けたことで知られる水戸岡鋭治氏によるものです。2026年4月1日に料金が改定され、現在は大人1200円、子供(小学生4〜12歳)600円となっています。湖上から眺める富士山は、湖畔から見る景色とはまた違った開放感があります。

旭日丘の観光ボート施設では、白鳥の形をしたスワンボートや手漕ぎボート、モーターボートなども貸し出されています。スワンボートは大型が4〜6名乗り、小型が2〜3名乗りとなっていて、家族連れやグループでのウォーキング休憩に組み合わせやすいアクティビティです。歩き疲れた足を休めながら、湖上から富士山を眺める時間を楽しめます。

山中湖報湖祭は毎年8月1日、約1万発の花火が湖面を彩る

山中湖を訪れる時期によっては、湖畔で開催される花火大会に合わせてウォーキングの計画を立てるのもよさそうです。山中湖報湖祭は毎年8月1日に開催される伝統行事で、大正時代から続く歴史があります。殉職者の慰霊と湖の恵みへの感謝、そして無事故を祈願する神事と花火大会から構成されていて、打ち上げ数は約1万発にのぼります。打ち上げ場所は山中地区の湖畔と平野地区の山中湖岬です。富士五湖の中でもっとも富士山に近い山中湖では、夏山シーズンの山小屋の灯りとともに富士山を背景にした花火、そして湖面に映る花火の光が幻想的な雰囲気を演出します。日中に湖畔を一周し、夕方から夜にかけて花火を楽しむという一日がかりのプランを組んでみるのもよいでしょう。

冬はワカサギ釣り、足を延ばせば忍野八海にも行ける

山中湖のウォーキングを冬の時期に計画するなら、湖上で行われるワカサギ釣りにも注目です。山中湖のワカサギ釣りは毎年9月中旬から4月ごろまで楽しむことができ、ベストシーズンは10月から3月ごろとされています。特に10月から11月はおすすめの時期とされ、2月から3月ごろは抱卵中のワカサギが脂ものって美味しいといわれています。山中湖は標高が約1000メートルあるものの、冬場でも湖が全面結氷することは少なく、屋根付きで内部が部屋のようになったドーム船でのワカサギ釣りが主流です。現在では10艇以上のドーム船が湖面に浮かび、最新設備が整った船内で釣りを楽しめます。湖畔ウォーキングの途中で、ドーム船が浮かぶ湖面の様子を眺めるのも冬ならではの楽しみ方です。

山中湖のすぐ隣には、湧水群として知られる忍野八海があります。透き通った湧き水と富士山の景観が楽しめる人気の観光名所で、山中湖でのウォーキングと組み合わせて訪れる観光客も多いスポットです。時間に余裕があれば、山中湖を一周するウォーキングの前後に立ち寄ってみるのもよさそうです。

温泉と組み合わせて歩き疲れた体を休める一日にする

13キロという距離を歩いたあとは、山中湖周辺の温泉施設で疲れを癒すのもおすすめです。湖畔には日帰り入浴が可能な温泉施設が点在していて、歩き疲れた体をゆっくりと温めてから帰路につくプランも人気があります。ウォーキングと合わせて立ち寄り湯を計画に組み込んでおくと、満足度の高い一日になりそうです。

愛犬と歩くなら長池親水公園と早朝・夕方の時間帯がおすすめ

山中湖はペット同伴で楽しめるスポットも豊富で、湖畔の遊歩道を愛犬と一緒に散策する人も多く見られます。中でも長池親水公園は、湖の北岸に広がる遊歩道が整備された公園で、愛犬とともに湖越しの富士山を眺めながら散策できるおすすめのスポットです。

観光客で賑わう時間帯を避けたい場合は、早朝や夕方に歩き始めるのがおすすめです。長池親水公園なども人混みが少ない早朝や夕方の時間帯であれば、静かで穏やかな時間を過ごせます。遊覧船を利用する場合も、早い時間帯は乗船者が少なく、愛犬連れにも利用しやすいという声があるようです。休日や行楽シーズンに山中湖を訪れる際は、こうした時間帯を意識してプランを立てると、混雑を避けながらウォーキングを楽しめます。

1日で回るなら長池親水公園発着のモデルプランが組みやすい

初めて山中湖を一周するウォーキングに挑戦するなら、見どころを効率よく回るモデルプランを立てておくと安心です。あくまで目安なので、体力や興味に応じて調整してください。

午前中は、長池親水公園の無料駐車場に車を停めるか、河口湖駅からバスで「長池親水公園前」に到着するところからスタートします。まずは長池親水公園で湖越しの富士山を眺め、写真撮影を楽しんだあと、湖畔沿いに西へ、あるいは東へと歩き始めます。午前中は空気が澄んでいることが多く、富士山がくっきりと見えやすい時間帯です。

歩き始めて1時間ほどしたら、花の都公園に立ち寄るコースを組み込むのもおすすめです。季節の花々を眺めながら休憩を取り、園内のベンチで昼食を取るプランも人気があります。花の都公園から湖畔ルートに戻り、旭日丘エリアまで歩を進めると、遊覧船やスワンボートの乗り場があるので、歩き疲れた場合はここで一休みして湖上から富士山を眺められます。

午後は旭日丘湖畔緑地公園や交流プラザきららを経由しながら、平野地区を目指します。平野湖畔は逆さ富士の撮影ポイントとしても知られているため、風が穏やかな日にはしばらく立ち止まって湖面の様子を観察してみるのもよさそうです。体力と時間に余裕があれば、パノラマ台まで足を延ばして山中湖を見下ろす景色を楽しむのもおすすめです。

夕方が近づいてきたら、文学の森公園や湖畔緑地公園を通り、夕焼けの渚へ向かいます。富士山に夕日が沈んでいく光景は、一日の締めくくりにふさわしい絶景です。全周を歩き切るのが難しい場合は、途中の駐車場やバス停から離脱できるようにあらかじめルートを確認しておくと、無理のないプランになります。

山中湖を一周するウォーキングは自分のペースで富士山を味わえるコース

山中湖を一周するウォーキングコースは、約13キロメートルの距離を約3時間半から5時間ほどかけて歩く、富士山を間近に感じられる散策路です。ほぼフラットな遊歩道が中心のため初心者でも挑戦しやすく、花の都公園や長池親水公園、旭日丘湖畔緑地公園、山中湖パノラマ台、平野地区、文学の森公園、夕焼けの渚、交流プラザきららなど、見どころも豊富に揃っています。アクセスは東富士五湖道路の山中湖ICから車で約6分、公共交通機関でも河口湖駅からバスで約30分と訪れやすく、無料駐車場や公衆トイレも複数整備されているため、初めて訪れる人でも計画を立てやすいコースです。

季節ごとに異なる花々や紅葉、そして冬場に見られるダイヤモンド富士や逆さ富士など、一年を通じて何度訪れても違った魅力に出会えるのが山中湖一周コースの特徴です。全周を歩き切るもよし、見どころを絞って部分的に散策するもよし、自分のペースに合わせて富士山と湖畔の景色を味わってみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次