高島トレイルとは、滋賀県高島市を中心に整備された全長約80kmのロングトレイルで、日本列島の中央分水嶺の尾根を歩く国内でも珍しいウォーキングコースです。初心者には、マキノ高原を起点とした赤坂山への日帰りコースが最適で、整備された登山道と充実した周辺施設により、初めてのトレイル歩きでも安心して楽しめます。琵琶湖と若狭湾の両方を見渡せる贅沢な展望、花の百名山に選ばれた赤坂山の植物の多様性、そして下山後に利用できる温泉やグルメスポットなど、滋賀県ならではの魅力が詰まったウォーキングコースとして、多くのハイカーに親しまれています。
この記事では、高島トレイルの概要から初心者におすすめのコース、アクセス方法、必要な装備、季節ごとの見どころ、そして周辺の観光スポットまで、初めて高島トレイルに挑戦する方が知っておきたい情報を幅広くお伝えします。段階的なステップアップの方法もご紹介しますので、これからトレイル歩きを始めたいという方はぜひ参考にしてください。

高島トレイルとは?滋賀が誇る中央分水嶺のウォーキングコース
高島トレイルは、NPO法人高島トレイルクラブが管理・運営を行っているロングトレイルです。正式名称は「中央分水嶺・高島トレイル」といい、マキノの愛発越(あらちごえ)から今津の山々を経て、朽木の三国岳へ至るルートが設定されています。2003年に地元有志によって整備が始まり、2007年に全線が開通しました。
中央分水嶺とは、降った雨が日本海側に流れるか太平洋側(琵琶湖・瀬戸内海側)に流れるかの境界線のことです。高島トレイルを歩いていると、右に降った雨は琵琶湖へ、左に降った雨は若狭湾へと流れていくという、地理的な面白さを体感できます。こうした体験は他のトレイルでは味わえない、高島トレイルならではの醍醐味です。
トレイル全体の基本データとしては、全長が約80km、累積標高差が約8,500m、最高峰は三重嶽(さんじょうだけ)の974m、最低峰は行者山の586mとなっています。トレイル上の主要な山(12マウンテンズ)の平均標高は827mで、本格的な山岳トレイルでありながらも、分割コースを利用すれば初心者でも気軽に挑戦できる設計になっています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 約80km |
| 累積標高差 | 約8,500m |
| 最高峰 | 三重嶽(974m) |
| 最低峰 | 行者山(586m) |
| 主要な山の平均標高 | 827m |
| スルーハイク所要日数 | 3泊4日〜4泊5日程度 |
| 管理運営 | NPO法人高島トレイルクラブ |
高島トレイルの大きな特徴は、「人工物を極力つくらず、持ち込まず、自然度の高いトレイルを維持する」というポリシーにあります。多くの登山道では階段や手すりなどの人工物が設置されますが、高島トレイルではあえてそれを最小限に抑え、自然のままの山道を歩く体験を大切にしています。また、高島トレイルが通る中央分水嶺は琵琶湖の水源地帯でもあり、近畿地方の約1,450万人の水道水源を育む山々を歩くという貴重な体験ができます。
高島トレイルの12分割コースと初心者向けの選び方
高島トレイルは、林道へのアクセスを考慮して全行程を12のコースに分割しています。これにより、自分の体力や経験、使える時間に合わせて好きな区間を選んで歩くことが可能です。
コース1は愛発越から黒河口へ至るトレイルの起点となる象徴的な区間です。コース2は黒河口から赤坂山を経てマキノ高原へ向かうルートで、初心者に最も人気があります。コース3はマキノ高原から大谷山を経て石庭へ向かい、広大な草原歩きが楽しめます。コース4は近江坂という古道を通る歴史あるルートで、ビラデストという高原施設に出ることができます。コース5はトレイルの最高峰である三重嶽(974m)を通過する健脚者向けの区間で、コース6も同様に健脚向きの長距離コースとなっています。コース7は武奈ヶ嶽を越える中級者向け、コース8は比較的短めで体力に自信がない方にも取り組みやすい区間です。コース9からコース12はトレイル後半の区間で、百里ヶ岳(931m)を通過するコース10や、トレイルの最終区間として三国岳を経てゴールの桑原橋に至るコース12など、それぞれに個性があります。
初心者に最もおすすめの高島トレイル ウォーキングコースは赤坂山
初心者に特におすすめなのが、コース2の「黒河口から赤坂山を経てマキノ高原」です。赤坂山は標高823.8mで、花の百名山にも選ばれている山です。雪解けの春から落葉の晩秋まで多彩な山野草が登山者の目を楽しませてくれます。
赤坂山は滋賀県高島市と福井県三方郡美浜町の境界にあり、関西百名山の一つにも数えられています。野坂山地に位置し、山頂からは琵琶湖と若狭湾の双方を見渡すことができる絶景スポットです。登山道は赤坂山自然遊歩道として整備されており、危険な箇所も少なく、小学生でもチャレンジできるほどの安全なルートとなっています。
マキノ高原の登山口から赤坂山山頂までは、粟柄越(あわがらごえ)を経由するルートが一般的です。登山口の標高は約320m、山頂が823.8mなので、標高差は約500mです。片道の距離は約4km、登りの所要時間は約2時間から2時間30分で、休憩を含めた往復では約5時間程度で歩くことができます。朝早くに出発すれば、午後には余裕を持って下山でき、マキノ高原温泉さらさで汗を流すことも可能です。
| 項目 | 赤坂山登山の詳細 |
|---|---|
| 標高 | 823.8m |
| 登山口標高 | 約320m |
| 標高差 | 約500m |
| 片道距離 | 約4km |
| 登り所要時間 | 約2時間〜2時間30分 |
| 往復所要時間(休憩込み) | 約5時間 |
登山道はマキノ高原から三国山、黒河峠にかけて案内板や道標がしっかりと設置されています。低山だからといって軽い気持ちで臨むと、細かなアップダウンに体力を奪われることもあるので油断は禁物ですが、初心者が初めてトレイル歩きを体験するには理想的な環境が整っています。
山頂は縦走路の分岐点にもなっており、三国山方面や寒風方面へ向かうハイカーが行き交うにぎやかな場所です。天気が良い日は山頂で昼食をとりながら、のんびりと琵琶湖の眺望を楽しむ人も多くいます。
マキノ高原を起点とするコースの利点は多彩です。駐車場が完備されていること、温泉施設(マキノ高原温泉さらさ)が下山口にあること、レストランやカフェが利用できること、登山道が整備されていること、コースの難易度が比較的低いこと、花の百名山に選ばれるほどの植物の多様性があること、琵琶湖と若狭湾の両方を見渡せる展望があること、そしてセラピーロードという軽いハイキングコースも併設されていることなど、初心者に必要な条件がすべて揃っています。
赤坂山で出会える季節の花々
赤坂山が花の百名山に選ばれている理由は、その植物の多様性にあります。4月から5月にかけてはカタクリの群落が見られ、薄紫色の花弁が反り返る可憐な姿は、雪解けの山に春の訪れを告げる花として愛されています。同じ時期にはイワウチワやトクワカソウもピンク色の花を咲かせ、登山道沿いを彩ります。
5月から6月にかけてはオオバキスミレやサンカヨウなどが見られます。特にサンカヨウは、水に濡れると花弁が透明になることで知られる不思議な花で、雨の日の登山ならではの楽しみでもあります。夏から秋にかけてはリンドウやアザミの仲間が草原に咲き、稜線を歩く楽しみを与えてくれます。
赤坂山から大谷山への縦走コースで滋賀の絶景を堪能
体力に余裕がある方は、赤坂山から高島トレイルを南へたどり、寒風(さむかぜ)という展望の良いピークを経て大谷山(813m)へ至る縦走プランもおすすめです。この区間は高島トレイルの中でも特に開放的な草原が広がるエリアで、見通しの良い稜線歩きを満喫できます。晴れた日には若狭湾から琵琶湖まで360度のパノラマを楽しむことができます。
大谷山からはマキノ高原方面へ下山するルートがあり、赤坂山と合わせた周回コースとなります。標準コースタイムは約7時間30分、休憩込みで8時間30分程度となるため、早朝出発が必須です。赤坂山単独の往復に慣れた方のステップアップとして最適なルートといえます。
高島トレイルへのアクセス方法と駐車場情報
高島トレイルへのアクセス方法は、電車、バス、自家用車のいずれかです。
電車でのアクセスとしては、JR湖西線のマキノ駅が最寄り駅となります。京都駅からJR湖西線の新快速で約1時間30分、大阪駅からは約2時間程度です。マキノ駅からマキノ高原までは、タクシーまたはコミュニティバスを利用します。トレイルの起点である愛発越へは、JRマキノ駅から国境線バスで約23分、「国境」バス停で下車し、国境高原スノーパーク内の登山口まで徒歩約30分です。
自家用車でのアクセスは、名神高速道路の京都東ICから湖西道路を北上し、国道161号線を経由してマキノ方面へ向かいます。マキノ高原の駐車場は無料で利用でき、JRマキノ駅の駐車場も無料です。注意すべき点として、トレイルの起点である愛発越には駐車場がありません。近隣の集落への無断駐車は禁止されているため、愛発越からスタートする場合はバスを利用する必要があります。
その他の主な登山口としては、マキノ高原(駐車場あり、赤坂山・三国山方面へのアクセスに便利)、角川(駐車場あり、武奈ヶ嶽への往復に利用可能)、水坂峠(普通車数台分の駐車スペースあり、二の谷山方面)、黒河峠(林道利用でアクセス可能)があります。
初心者が準備すべき装備と持ち物
初心者が日帰りで高島トレイルを歩く際には、適切な装備を整えることが安全な山歩きの基本です。
必須装備としては、防水性のある登山靴またはトレッキングシューズ、20L〜30L程度の日帰り用ザック、レインウェア上下、帽子、手袋、ヘッドランプが挙げられます。山の天気は変わりやすいため、レインウェアは晴れの予報でも必ず持参してください。ヘッドランプは万が一の下山遅れに備えて携行するものです。
水と食料については、水は最低1.5L以上(夏場は2L以上)を持参します。トレイル上には水場が限られており、季節によっては水量が乏しくなったり枯れてしまう場合があるため、十分な水の携行が重要です。行動食としておにぎりやパン、ナッツ、チョコレートなどを用意し、昼食と非常食も忘れずに準備しましょう。
その他の持ち物としては、高島トレイルの公式マップ(必須)、コンパスまたはGPSアプリ(YAMAPやヤマレコなど)、携帯電話、保険証のコピー、ファーストエイドキット、日焼け止め、虫除けスプレー(春〜秋)、ストック、タオル、着替え(下山後用)があります。
テント泊でスルーハイクをする場合は、これらに加えてテントまたはツェルト、シュラフ、マット、調理器具、浄水器などが必要です。ベースウェイトは4kg程度に抑えることが推奨されています。
高島トレイルの季節ごとの見どころとベストシーズン
高島トレイルは四季を通じてそれぞれの魅力がありますが、初心者には春と秋が特におすすめです。
春(4月〜5月)は、雪解けとともにカタクリ、イワウチワ、トクワカソウなどの多彩な山野草が咲き始める季節です。新緑のブナ林は生命力にあふれ、歩いていて気持ちの良い時期です。ただし、豪雪の年は5月のゴールデンウィーク頃でも日陰や窪地に残雪がある場合があり、雪の重みで折れた枝がトレイルをふさいでいることもあるため注意が必要です。
夏(6月〜8月)は、緑が最も深くなる季節です。ブナ林の木陰は涼しく、標高800m前後の稜線では平地よりも気温が低くなります。暑さ対策と水分補給は十分に行う必要があり、虫が多い季節でもあるため虫除け対策は必須です。梅雨時期は登山道が滑りやすくなるため、足元にも注意してください。
秋(10月〜11月)は、高島トレイルで最も美しい季節といわれています。紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬で、ブナやミズナラの黄葉、オオイタヤメイゲツというカエデの鮮やかな赤色が山を染め上げます。特に乗鞍岳周辺、黒河峠周辺、抜土から三重嶽にかけて、横谷峠から木地山峠、ナベクボ峠から三国岳あたりのブナ林は紅葉の名所として知られています。
冬(12月〜3月)は、11月下旬から12月上旬に初雪を迎え、1月下旬から3月上旬は山に2〜3メートルの雪が積もります。冬季はスノーシューハイキングを楽しめますが、十分な冬山経験と装備が必要であり、初心者が冬に高島トレイルに入ることは推奨されません。
高島トレイルの安全対策と守るべきマナー
高島トレイルを安全に楽しむためには、いくつかの重要な注意点があります。
まず、登山届の提出は必須です。最寄りのトレイルベースに入山届を提出することで、万が一の事故の際に救助活動を迅速に行うことができます。高島トレイルクラブのトレイルベースに用紙があるほか、インターネットで登山届を提出できるサービス(コンパスなど)も活用できます。
公式マップの携行も欠かせません。トレイル上の主要な峠や山頂にはロケーションマーカーが設置されており、主要な分岐点にはガイドサインが設置されています。迷いやすい場所にはテープマーカーも設置されていますが、これらを確認しながら歩くことが大切です。
緊急時の対応として、携帯電話の電波が入る場所では公式マップに記載されている緊急連絡先に電話し、地名やトレイルマーカーに記載されたレスキュー番号を伝えることで、自分の位置を正確に知らせることができます。ただし、山中では電波が入らない場所も多いことを認識しておく必要があります。
施設面では、高島トレイル上に指定されたキャンプ場やシェルターはありません。トイレは黒河峠の林道脇に1箇所あるのみです。高島トレイルは「人工物を極力つくらず、持ち込まず、自然度の高いトレイルを維持する」というポリシーのもとに運営されているため、こうした不便さも含めて自然の中の山歩きを楽しむ姿勢が求められます。
トレイル上を歩く(道を外れない)こと、動植物を大切にすること、ゴミはすべて持ち帰ること、他の利用者への配慮を忘れないこと、事前に十分な情報収集を行い無理な計画を立てないことが、高島トレイルのマナーとして定められています。
初心者におすすめのガイドツアーを活用した高島トレイルの歩き方
初心者にとって心強いのが、高島トレイルクラブが主催するガイドツアーです。季節ごとに日帰りツアーが用意されており、地元の経験豊富なガイドが同行してくれるため、初めての方でも安心してトレイルを楽しめます。
ガイドツアーのメリットは数多くあります。地元を知り尽くしたガイドが同行するため安全性が高いこと、花や植物、地形の解説を聞きながら歩けること、他の参加者と交流しながら歩けること、コース選定や時間配分をガイドに任せられること、初めてのトレイル歩きでも不安が少ないことなどが挙げられます。ツアーの日程や申し込み方法については、高島トレイルの公式サイトで確認できます。
また、西遊旅行などの旅行会社でも、高島トレイル80km完全踏破の添乗員同行ツアーが企画されています。こちらは前編と後編に分かれた経験者向けの内容ですが、ツアーならではのサポート体制が充実しています。
初心者のための高島トレイル ステップアップガイド
高島トレイルを初めて歩く方に、段階的なステップアップの方法をご紹介します。
ステップ1はセラピーロード散策です。マキノ高原キャンプ場内にあるセラピーロードは軽いハイキングコースで、本格的な登山をする前のウォーミングアップに最適です。ファミリーやカップルにもおすすめで、所要時間は1〜2時間程度です。本格的な登山には不安がある方でも気軽に楽しめます。
ステップ2は赤坂山日帰り登山です。マキノ高原から赤坂山への往復は高島トレイル入門として最適なコースで、往復約5時間の行程です。花の百名山に選ばれるほどの植物の豊かさを楽しみながら、下山後は温泉で疲れを癒すことができます。
ステップ3は赤坂山から大谷山への縦走です。赤坂山から寒風、大谷山へと足を延ばす周回コースは、標準コースタイム約7時間30分で、高島トレイルの稜線歩きの醍醐味を味わえます。広大な草原の中を歩く開放感は格別です。
ステップ4では他の分割コースに挑戦します。赤坂山周辺のコースに慣れたら、コース4の近江坂ルートやコース8の水坂峠から横谷峠など、それぞれ異なる魅力を持つコースに足を延ばしてみましょう。
ステップ5は複数コースの連続踏破です。体力と経験が十分についたら、2〜3日かけて複数のコースを連続して歩くことに挑戦し、最終的には80km全線踏破を目指すのも素晴らしい目標です。
高島トレイルを歩く際の実践的なアドバイス
実際に高島トレイルを歩く際に役立つポイントをお伝えします。
計画段階では、初めての高島トレイルでは欲張らずに短いコースから始めることが大切です。赤坂山の往復であれば、朝8時に出発しても午後1時には下山できます。天気予報は前日だけでなく出発の朝にも必ず確認し、雨の予報が出ている場合は無理せず延期する判断も重要です。
当日の歩き方としては、出発は早朝がおすすめです。特に夏場は気温が上がる前に標高を稼いでおくと体力の消耗を抑えられますし、午後は天候が崩れやすい傾向があるため、午前中のうちに山頂を踏み早めに下山を開始するのが理想的です。歩くペースは会話ができる程度のゆっくりしたペースを心がけ、水分補給はのどが渇く前にこまめに行いましょう。行動食も30分から1時間おきに少量ずつ摂取すると、エネルギー切れを防ぐことができます。
地図アプリの活用もおすすめです。YAMAPやヤマレコといったスマートフォンの登山用GPSアプリでは、事前に地図をダウンロードしておけば電波の入らない山中でもGPSで現在地を確認できます。YAMAPでは高島トレイルのコースが「高島トレイル その1」「高島トレイル その2」などとして登録されており、コースタイム付きの無料登山地図をダウンロードできます。他の登山者の活動日記も閲覧でき、最新のトレイルの状況を事前に確認することも可能です。初心者は紙の公式マップと合わせてスマートフォンアプリも活用してください。
高島トレイル周辺の観光スポットとグルメ情報
高島トレイルを歩いた後は、高島市周辺の観光スポットも合わせて楽しむことをおすすめします。
メタセコイア並木は、マキノピックランドを縦貫する県道小荒路牧野沢線に延長約2.4kmにわたって約500本のメタセコイアが植えられた名所です。1994年(平成6年)に読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」に選定されました。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪化粧と四季を通じて異なる表情を見せる並木道は、SNS映えスポットとしても人気を集めています。
マキノピックランドはメタセコイア並木に併設された観光果樹園で、さくらんぼ狩り、ぶどう狩り、栗拾いなど季節に応じた果物の収穫体験が楽しめます。カフェやレストラン、農産物直売コーナーも併設されており、地元食材を使った「びわ膳」が人気メニューとなっています。
マキノ高原温泉さらさはマキノ高原に位置する日帰り温泉施設で、登山の疲れを癒すのに最適です。男女別それぞれ50名まで利用できる広々とした浴室には、四季湯(低温湯)、寝湯(ジャグジー)、大浴場、露天風呂が備わっています。水着で入るバーデゾーンも人気があります。入浴料金は全館利用で大人1,300円、小人(3歳から11歳)700円、裸浴場のみの利用は大人750円、小人400円です。営業時間は10時から21時まで、定休日は毎月第2・第4水曜日(祝祭日の場合はその翌日)となっています。
並木カフェメタセコイアはメタセコイア並木を眺めながらくつろげるカフェで、登山後のひと休みに最適な場所です。フォレストヴィラ メタセコイアは2023年12月にオープンした全室温泉付きのグランピング施設で、メタセコイアの絶景の中で宿泊体験ができます。高島トレイルの前泊や後泊に利用するのも良い選択肢です。
高島市のグルメとしては、ご当地料理の「とんちゃん」が有名です。味噌や醤油ベースのタレに漬け込んだ鶏肉を焼いた料理で、高島市民のソウルフードとして親しまれています。滋賀県の名産である近江牛、赤こんにゃく、稚鮎(ちあゆ)なども味わえます。
マキノ高原の充実した施設で滋賀のアウトドアを満喫
高島トレイルの拠点となるマキノ高原には、登山者にとって便利な施設が充実しています。
マキノ高原キャンプ場は、高原サイト、林間サイト、広場サイト、展望サイト、川サイト、森の隠れ家サイトと趣の異なる6タイプのサイトが揃い、キャンプの好みやスタイルに合わせて選ぶことができます。高島トレイルの前泊としてキャンプ場を利用し、翌朝早くから登山を開始するのも良いプランです。キャンプ場にはグラウンドゴルフ場やスキー場も併設されており、登山以外のアクティビティも楽しめます。冬季はスキー場としても営業しており、四季を通じて多様な楽しみ方ができる施設です。
高島トレイルの最大の魅力は、トレイルそのものの自然の素晴らしさに加え、こうした下山後の楽しみが充実していることです。マキノ高原温泉さらさで汗を流し、マキノピックランドで旬の果物を味わい、メタセコイア並木を散策するという充実した一日を過ごせるのが、高島トレイルならではの楽しみ方です。
初めての方は、まずはガイドツアーへの参加やセラピーロードの散策から始めてみてはいかがでしょうか。高島トレイルは、山歩きの楽しさと自然の素晴らしさを教えてくれる、関西屈指のウォーキングコースです。自然をそのまま残すという理念のもとに運営されているこの貴重な環境を、マナーを守りながら楽しんでいただきたいと思います。









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