千鳥ヶ淵緑道の桜2026!九段下からのウォーキングコース完全ガイド

当ページのリンクには広告が含まれています。

千鳥ヶ淵緑道は、東京都千代田区の九段下駅から徒歩約5分の場所にある全長約700メートルの遊歩道で、皇居のお濠に沿って整備された都内屈指の桜の名所です。桜の開花時期には約100万人以上が訪れ、お濠の水面に映る桜や散り際に現れる花筏の美しさは、他では味わえない千鳥ヶ淵ならではの魅力となっています。この記事では、千鳥ヶ淵緑道のウォーキングコースや2026年の桜の開花予想、九段下駅からのアクセス方法、混雑を避けるコツ、周辺の見どころやグルメ情報まで、桜散策を存分に楽しむために知っておきたい情報を詳しくお伝えします。

目次

千鳥ヶ淵緑道とは?東京屈指の桜の名所の魅力

千鳥ヶ淵緑道は、靖国通りから北の丸公園にかけて続く遊歩道で、ソメイヨシノやオオシマザクラなど約230本の桜の木が植えられています。毎年春になると桜のトンネルのような美しい風景が広がり、東京都内でも有数のお花見スポットとして多くの人々に親しまれています。

お濠の水面に映り込む桜の美しさは、千鳥ヶ淵緑道の最大の特徴です。満開の時期には桜がお濠の水面に向かって豪快に枝を伸ばし、まるで桜のトンネルの中を歩いているような感覚を味わえます。また、散り際にお濠の水面に散った花びらが作り出す「花筏(はないかだ)」の光景も格別で、水面をピンク色に染める様子は散ってもなお美しい千鳥ヶ淵ならではの絶景です。

千鳥ヶ淵緑道は入場無料で24時間開放されているため、早朝の静かな時間帯から夜のライトアップまで、好きな時間に訪れることができるのも大きな魅力となっています。

千鳥ヶ淵の歴史と名前の由来

千鳥ヶ淵は、江戸時代に徳川家康が江戸城を拡張する際に造られた人工の濠です。もともと「局沢川」と呼ばれていた川を、半蔵門と田安門の土橋で堰き止めて造られました。

興味深いことに、千鳥ヶ淵は当初、桜の名所としてではなく飲料水を確保するための貯水池として造られました。徳川家康が江戸に入府した当時、江戸は入江に面した低湿地であり、井戸水には多くの塩分が含まれていたため飲料水の確保が急務でした。そのため千鳥ヶ淵と牛ヶ淵は、飲料水用のダムとしての役割を果たしていたのです。

「千鳥ヶ淵」という名前は、お濠の形が千鳥の形に似ていることから名付けられたとされています。かつては代官町通りを境に接する半蔵濠とつながっていましたが、1900年(明治33年)に道路建設のために埋め立てられ、別々のお濠となりました。

現在では飲料水としての役割はなくなり、都民の憩いの場として、そして日本を代表する桜の名所として親しまれています。江戸時代の土木技術が生んだこの人工の濠が、現代では最も美しい桜のスポットの一つとなっているのは、歴史の面白さを感じさせます。

千鳥ヶ淵緑道へのアクセス方法と九段下駅からの行き方

千鳥ヶ淵緑道へのアクセスは非常に便利で、複数の駅から徒歩で訪れることができます。

電車でのアクセス

最寄り駅は九段下駅と半蔵門駅の2つで、どちらからでも徒歩約5分でアクセスできます。九段下駅は都営新宿線、東京メトロ東西線、半蔵門線の3路線が乗り入れており、2番出口から靖国通り側の入口を通って緑道に入ることができます。半蔵門駅からは東京メトロ半蔵門線の5番出口を利用し、代官町通り側の入口から緑道に入るルートとなります。また、東京メトロ東西線の竹橋駅1a出口からも徒歩約5分で、北の丸公園を経由してアクセスすることも可能です。

桜の見頃時期には九段下駅が非常に混雑するため、混雑を避けたい場合は半蔵門駅を利用して半蔵門側から歩くルートがおすすめです。竹橋駅から北の丸公園を経由するルートも比較的空いています。

車でのアクセス

千鳥ヶ淵緑道周辺には専用駐車場がないため、公共交通機関の利用が推奨されています。桜の見頃時期には周辺道路も混雑するため、電車でのアクセスが最も便利です。近隣にはコインパーキングがいくつか存在しますが、桜シーズンはすぐに満車になることが多いため注意が必要です。

千鳥ヶ淵緑道のおすすめウォーキングコース

千鳥ヶ淵緑道を中心としたウォーキングコースは、体力や時間に合わせて選ぶことができます。桜の時期に限らず、四季折々の風景を楽しめるコースです。

基本コース(約700メートル・所要時間約15分〜20分)

最もシンプルなコースで、千鳥ヶ淵緑道の端から端まで歩くルートです。九段下駅から靖国通りの入口を通って緑道に入り、お濠沿いに歩いて代官町通り側の出口に抜けます。逆方向に半蔵門駅側から歩くこともできます。

このコースの最大の見どころは、お濠の水面に映る桜です。特に緑道の中間地点あたりでは、お濠に向かって豪快に枝を伸ばす桜を間近に見ることができ、桜のトンネルの中を歩いているような感覚を味わえます。土手の上からお濠を見下ろす景色も素晴らしく、桜がお濠の水面に向かって咲き誇る光景は圧巻です。

千鳥ヶ淵さんぽみちコース(約3キロ・所要時間約1時間30分)

国民公園協会が設定している「千鳥ヶ淵さんぽみち」に沿ったコースで、のんびり歩いて約1時間30分の散策が楽しめます。九段下駅を出発し、千鳥ヶ淵緑道を歩いた後、代官町通りを経由して北の丸公園を散策し、田安門を通って九段下駅に戻ります。

このコースでは千鳥ヶ淵緑道の桜だけでなく、北の丸公園内の自然も楽しめます。北の丸公園にはソメイヨシノやオオシマザクラなど約200本以上の桜があり、千鳥ヶ淵緑道とは違った雰囲気の桜を鑑賞できます。緑道に比べると人も少なく、ゆったりと花見を楽しめるのが魅力です。

千鳥ヶ淵・半蔵門 直線ルート(約1.9キロ・所要時間約35分)

九段下駅から千鳥ヶ淵緑道を経由して半蔵門駅に至るルートです。千鳥ヶ淵緑道を歩いた後、代官町通りを経由して半蔵門方面へ向かいます。このルートでは千鳥ヶ淵公園も通ることができ、イギリス大使館側のお濠の景色も楽しめます。

桜の名所を巡る周遊コース(約4キロ・所要時間約2時間)

千鳥ヶ淵緑道だけでなく、周辺の桜の名所も合わせて巡る欲張りなコースです。九段下駅を出発し、靖国神社、千鳥ヶ淵緑道、千鳥ヶ淵公園、半蔵門、皇居外苑、竹橋、北の丸公園、田安門を経由して九段下駅に戻ります。

靖国神社には東京管区気象台が開花宣言の基準とする標本木があり、まさに東京の桜の開花の基準となる場所です。靖国神社の境内にも多くの桜が植えられており、千鳥ヶ淵と合わせて楽しむのがおすすめです。

2026年の千鳥ヶ淵緑道 桜の開花予想と見頃時期

2026年の千鳥ヶ淵緑道の桜は、3月23日頃に開花し、3月28日頃に五分咲き、3月30日頃に満開を迎える見込みです。桜吹雪は4月5日頃から始まると予想されています。

時期予想日
開花3月23日(月)
五分咲き3月28日(土)
満開3月30日(月)
桜吹雪4月5日(日)

最も美しい時期は満開から桜吹雪の期間で、3月30日から4月5日頃がベストシーズンと言えます。ただし天候によって開花時期は前後することがあるため、最新の開花情報をチェックしてから訪れることをおすすめします。例年、3月下旬から4月上旬にかけてが見頃となっています。

千代田のさくらまつり2026と夜桜ライトアップ情報

千鳥ヶ淵緑道の桜シーズンに合わせて毎年開催される「千代田のさくらまつり」は、2026年は3月5日から4月22日までの期間で開催されています。

夜桜ライトアップの詳細

特に注目なのが夜桜ライトアップで、2026年は3月26日から4月6日までの12日間にわたって実施される予定です。日没の18時頃から21時まで、千鳥ヶ淵緑道の全長約700メートルがLEDライトでライトアップされ、幻想的な夜桜の光景を楽しむことができます。

ライトアップされた桜がお濠の水面に映り込む様子は息をのむほどの美しさで、昼間とはまったく異なる表情の桜を楽しめます。夜桜ライトアップ期間中は千鳥ヶ淵ボート場も夜間特別営業を行い、お濠の水上から夜桜を鑑賞することができます。水面に映る桜を間近に楽しめる貴重な体験です。

なお、千代田のさくらまつりの期間中はさまざまなイベントが開催されますが、千鳥ヶ淵緑道内には屋台や露店の出店はありません。花見を楽しみながら食事をしたい場合は、事前にテイクアウトフードを購入してから訪れるか、周辺のレストランやカフェを利用するのがおすすめです。

千鳥ヶ淵ボート場で水上からの桜鑑賞体験

千鳥ヶ淵の桜を最も間近に楽しめるのが、区営の千鳥ヶ淵ボート場からボートに乗ってお濠を漕ぎ出す体験です。水面から見上げる桜は格別の美しさで、千鳥ヶ淵ならではの特別な花見体験ができます。

通常の営業時間は10時から17時までですが、ライトアップ期間中は9時から19時30分まで営業時間が延長されます。ライトアップ期間中は整理券を配布し、ボート予定数がなくなり次第終了となります。なお、2026年3月1日から利用料金が改定されていますので、最新の料金は千代田区公式サイトで確認してください。

予約とスマートチケットの活用

千鳥ヶ淵ボート場は基本的に事前予約不可で、当日に並んで乗船する形となります。ただし、2026年は3月10日頃から「スマートチケット」の事前販売が開始されており、スマートチケットを購入すると当日並ぶことなくボートに乗船できます。待ち時間を避けたい場合は、スマートチケットの利用がおすすめです。

ボート場の混雑状況

桜の見頃時期は大変な混雑が予想されます。整理券を入手するために朝9時には行列ができることが多く、待ち時間の目安は平日で約1時間、休日は2時間以上になることもあります。混雑を避けるためには、平日の午前中早い時間帯に訪れるか、スマートチケットを活用するのがおすすめです。

千鳥ヶ淵緑道の混雑を避けるコツ

千鳥ヶ淵緑道は桜の見頃時期には非常に混雑します。快適に桜を楽しむために、混雑を避けるポイントをお伝えします。

時間帯の選び方

早朝の7時から9時頃は比較的空いており、朝の清々しい空気の中で桜を楽しめます。18時以降のライトアップ時間帯は特に混雑が激しくなりますが、ライトアップ開始直後は人が集中するため、19時30分以降に訪れると多少落ち着いています。平日は休日に比べて混雑が少ないため、可能であれば平日に訪れることをおすすめします。

アクセスルートの工夫

九段下駅は最も利用者が多く、駅構内から緑道まで混雑が続くことがあります。混雑回避には半蔵門駅を利用し、半蔵門側から歩くルートがおすすめです。竹橋駅から北の丸公園を経由するルートも比較的空いています。

見頃時期の調整

満開発表後の最初の週末は最も混雑し、歩道が人で埋まり前に進みにくいほどになることもあります。満開のピークを少し外して、五分咲きの頃や散り始めの頃に訪れるのも一つの方法です。散り際の花筏も非常に美しく、満開時とは違った風情を楽しむことができます。

千鳥ヶ淵緑道のおすすめ撮影スポット

千鳥ヶ淵緑道には多くの撮影スポットがありますが、特におすすめのポイントをご紹介します。

九段坂公園からの眺め

九段下駅から千鳥ヶ淵緑道に向かう途中にある九段坂公園は、お濠の両側に咲く桜を正面から鑑賞できる絶景スポットです。お濠の水面に映る桜と東京のオフィスビルの対比が美しく、毎年写真撮影のために行列ができるほどの人気ポイントとなっています。

緑道の中間地点

緑道の中間あたりは、お濠に向かって大きく枝を伸ばす桜が集中しており、桜のトンネルのような写真を撮影できます。頭上を覆うように咲く桜は圧巻で、特に晴天の日にはピンクの花びらと青空のコントラストが素晴らしい仕上がりになります。

ボートからの撮影

千鳥ヶ淵ボートに乗ると、水面の高さから桜を見上げる独特のアングルで撮影できます。お濠の水面に散った花びらとボートの組み合わせは、千鳥ヶ淵ならではの象徴的な写真になります。

千鳥ヶ淵公園からの眺め

半蔵門側にある千鳥ヶ淵公園からは、お濠越しに緑道の桜を望むことができ、お濠と桜の全景を捉えた写真を撮影できます。

夜桜撮影のポイント

ライトアップされた夜桜を撮影する場合は、三脚の使用が制限されていることがあるため注意が必要です。手ブレを防ぐために手すりや柵を利用して安定した撮影を心がけるとよいでしょう。水面に映るライトアップされた桜の反射は、夜ならではの幻想的な写真を撮影できるチャンスです。

千鳥ヶ淵緑道周辺の見どころスポット

千鳥ヶ淵緑道の周辺には桜だけでなく多くの見どころがあり、ウォーキングの途中に立ち寄ることでより充実した散策になります。

靖国神社と桜の標本木

九段下駅から徒歩約5分の靖国神社は、1869年(明治2年)に明治天皇の思し召しにより創建された招魂社が始まりで、古くから桜の名所として知られてきました。東京管区気象台が桜の開花を観測するための「標本木」が境内にあり、この標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態となった日が東京の「開花日」として発表されます。標本木はもともと大手町の気象庁の敷地内にありましたが、1966年(昭和41年)に靖国神社の桜に変更されました。現在は神門をくぐって右奥、能楽堂のすぐ南側にあり、この木だけ周囲に柵が設けられています。

境内には約500本の桜が植えられており、3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えます。靖国神社の桜は千鳥ヶ淵よりもやや早く咲く傾向があり、千鳥ヶ淵の桜がまだ五分咲きでも靖国神社では満開ということもあります。桜の見頃の時期には「奉納夜桜能」や「奉納演芸」などの催し物が行われ、キッチンカーも出店するなど多くの参拝者で賑わいます。参道沿いの桜並木も見事で、千鳥ヶ淵緑道とはまた違った雰囲気の桜を楽しむことができます。

北の丸公園

千鳥ヶ淵緑道の東側に隣接する北の丸公園は、皇居外苑の北の丸地区にある広大な公園です。園内にはソメイヨシノやオオシマザクラなど約200本以上の桜が植えられており、千鳥ヶ淵緑道とは違ったゆったりとした雰囲気の中で桜を楽しめます。芝生の広場もあり、レジャーシートを敷いてのんびりと花見をすることもできます。千鳥ヶ淵緑道が混雑している時でも比較的空いていることが多く、穴場的な花見スポットとしておすすめです。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑

千鳥ヶ淵緑道の半蔵門側の端にある千鳥ヶ淵戦没者墓苑は、第二次世界大戦で海外で亡くなった日本の戦没者の遺骨を安置している国立の墓苑です。静かで厳かな雰囲気の中、桜も美しく咲いており、歴史に思いを馳せながら散策するのもよいでしょう。

科学技術館

北の丸公園内にある科学技術館は、現代から近未来の科学技術や産業技術を紹介する総合的な博物館です。4つのフロアに参加体験型の展示物が設置されており、自転車に関する技術から建設やエネルギーに至るまで幅広いジャンルの科学技術を体験しながら学ぶことができます。毎日、実験ショーや工作教室などの体験プログラムも開催されており、お子さん連れの家族にもおすすめのスポットです。

東京国立近代美術館

皇居のほど近くに建つ東京国立近代美術館は、日本で最初の国立美術館です。横山大観、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財を含む13000点を超える国内最大級のコレクションを所蔵しています。竹橋駅から徒歩すぐの立地にあるため、ウォーキングコースに組み込みやすく、桜の散策の合間に日本の近現代美術に触れることができます。

日本武道館

北の丸公園内にある日本武道館は、1964年の東京オリンピックの柔道競技会場として建設された歴史ある施設です。現在ではコンサートや各種イベントの会場としても広く知られています。田安門をくぐった先にあり、春には武道館周辺の桜も美しい景色を見せてくれます。

九段下駅周辺のおすすめグルメとカフェ

ウォーキングの途中や前後に立ち寄りたい、九段下駅周辺のおすすめグルメスポットをご紹介します。

VMG CAFE 九段会館テラス

旧九段会館を改修した複合施設内にあるカフェで、屋上庭園に隣接するテラス席からは武道館や靖国神社の鳥居、お堀などを眺められます。春にはお堀沿いの桜を間近に楽しみながら食事ができる贅沢なスポットです。シェフこだわりの和牛バーガーなどのランチメニューが充実しており、香り高いオーガニックティーブレンドやオリジナルの「九段ブレンド珈琲」も人気です。

CAFE 33(カフェ サーティスリー)

東京メトロ九段下駅と竹橋駅から共に徒歩約5分の北の丸公園内にある公園カフェです。園内の木々や草花を眺めながら飲食を楽しめ、公園の中にあるためウォーキングの途中の休憩スポットとしても最適です。

Stutea(ストゥーティー)

スリランカ茶葉専門のティーブランドカフェです。バスマティーライスを使ったカレーのランチセットや、スリランカで人気のおやつ「カトレッツ」などが楽しめ、普段とは一味違った異国情緒あふれるカフェ体験ができます。

FACTORY(ファクトリー)

自家製パンのパン工場として知られるお店で、毎日20種類以上のパンが焼き上がります。ピザやキッシュ、サンドイッチ、フレンチトーストなどのランチメニューやカフェメニューが充実しています。テイクアウトして千鳥ヶ淵緑道で桜を見ながら食べるのもおすすめです。

千鳥ヶ淵緑道ウォーキングの服装と持ち物

千鳥ヶ淵緑道のウォーキングを快適に楽しむための服装や持ち物についてお伝えします。

服装のポイント

歩きやすい靴が必須です。緑道は舗装されていますが、混雑時は長時間歩くことになるため、スニーカーやウォーキングシューズがおすすめです。3月下旬から4月上旬の東京は日中は暖かくても朝晩は冷え込むことがあり、特に夜桜見物の場合は防寒着を忘れないようにしましょう。脱ぎ着しやすい上着を持参すると気温の変化に対応しやすくなります。

持ち物のポイント

飲み物は緑道周辺に自動販売機がありますが、混雑時は購入しづらいこともあるため、あらかじめ持参しておくと安心です。美しい桜の写真を撮影するためにカメラやスマートフォンは必携で、モバイルバッテリーもあると安心です。北の丸公園で座って花見をする場合はレジャーシートが便利ですが、千鳥ヶ淵緑道内ではレジャーシートを敷いての花見はできませんのでご注意ください。また、千鳥ヶ淵緑道にはゴミ箱が少ないため、ゴミは持ち帰れるように袋を持参するとよいでしょう。

バリアフリー対応と施設情報

千鳥ヶ淵緑道は平成20年の改修工事でバリアフリー対応となり、車いすやベビーカーでも快適に散策できる遊歩道に生まれ変わりました。入口はスライド式の戸になっており、車いすやベビーカーもスムーズに入ることができます。舗装も整備されているため、足元が不安な方でも安心して歩くことができます。

充実したトイレ設備

千鳥ヶ淵緑道内にはボート乗り場付近に公衆トイレが設置されています。男性用、女性用に加えて多機能トイレも完備されており、おむつ交換台、ベビーチェア、着替え台、温水洗浄便座、給湯設備付きオストメイト対応設備が備わっています。子供用の補助便座も用意されており、小さなお子さん連れの方にも配慮された設備となっています。トイレには人感センサー照明が設置されており、近づくと自動的に点灯する仕組みです。

このように千鳥ヶ淵緑道はお年寄りから小さな子供まで、誰もが快適に桜を楽しめるように整備されており、バリアフリー対応のウォーキングコースを探している方にもおすすめの散策スポットです。

千鳥ヶ淵緑道を訪れる際の注意事項とマナー

千鳥ヶ淵緑道を訪れる際には、いくつかの注意事項とマナーを守ることが大切です。

千鳥ヶ淵緑道内での飲食は基本的に可能ですが、宴会やシートを敷いての場所取りは禁止されています。花見宴会を楽しみたい場合は、北の丸公園や靖国神社の外苑を利用するとよいでしょう。緑道内は歩行者専用で自転車の乗り入れは禁止されています。ゴミは各自で持ち帰ることが求められており、美しい桜の景観を守るためにゴミのポイ捨ては絶対にしないでください。

桜の枝を折ったり花を摘んだりする行為は禁止されています。三脚を使っての長時間の撮影は他の来訪者の通行の妨げになるため控えましょう。特に混雑時は周囲への配慮が大切です。ペットの同伴は可能ですが、リードをつけて他の来訪者に迷惑をかけないよう注意してください。混雑時には一方通行の規制が行われる場合があり、係員の指示に従って通行するようにしましょう。

四季を通じた千鳥ヶ淵緑道ウォーキングの魅力

千鳥ヶ淵緑道は桜の時期が最も有名ですが、実は四季を通じて楽しめるウォーキングスポットです。

春は3月下旬から4月上旬にかけてソメイヨシノが満開を迎え、その後はオオシマザクラやヤマザクラなども順次咲いていきます。桜が終わった後も新緑が美しく、ツツジなどの花も楽しめます。夏は深い緑に覆われた緑道を木陰の涼しさを感じながら散策でき、お濠の水面が緑に映えて都心とは思えない静かな空間が広がります。

秋には桜の葉が赤や黄色に色づき、お濠の水面に映る紅葉の景色が美しく、春の桜ほどの混雑はないためゆったりと散策を楽しめます。冬は葉を落とした桜の木々の枝越しにお濠と皇居の石垣が見渡せ、澄んだ空気の中で凛とした景色を楽しむことができます。晴れた日には遠くの山並みが見えることもあります。

千鳥ヶ淵緑道と他の東京の桜名所との比較

東京には数多くの桜の名所がありますが、千鳥ヶ淵緑道にはほかの名所にはない独自の魅力があります。

桜の名所桜の本数特徴料金
千鳥ヶ淵緑道約230本お濠の水面に映る桜、ボート体験無料・24時間開放
上野恩賜公園約800本花見宴会が盛ん、にぎやかな雰囲気無料
目黒川約800本約4キロの桜並木無料
新宿御苑約1000本(65種)品種の多さ、芝生で花見可能有料

上野恩賜公園は約800本の桜が植えられた東京最大級の桜の名所ですが、花見宴会をする人が多くにぎやかな雰囲気が特徴です。千鳥ヶ淵緑道は宴会が禁止されているため、静かに桜を鑑賞したい方に向いています。お濠の水面に映る桜という独自の景観は、上野にはない千鳥ヶ淵ならではの魅力です。

目黒川沿いの桜並木は約4キロにわたって約800本の桜が咲き誇る人気スポットですが、川幅が狭いため桜の迫力では千鳥ヶ淵に軍配が上がります。千鳥ヶ淵はお濠の水面が広いため、桜が水面に映り込む壮大な景色を楽しめるのが大きな違いです。また、千鳥ヶ淵ではボートに乗って水上から桜を鑑賞できるという他にはない体験ができます。

新宿御苑は約65種1000本の桜が植えられており、品種の多さでは千鳥ヶ淵を上回ります。芝生に座ってゆっくり花見ができるのも新宿御苑の魅力ですが、入園料が必要でアルコールの持ち込みも禁止されています。千鳥ヶ淵緑道は入場無料で24時間開放されているため、早朝や夕方など好きな時間に訪れることができます。

このように千鳥ヶ淵緑道は「お濠と桜のコラボレーション」「ボートからの花見」「無料で24時間開放」という他にはない魅力を持つ、東京を代表する桜の名所です。

まとめ

千鳥ヶ淵緑道は東京都心にありながら約700メートルにわたって桜のトンネルが続く、日本でも有数の桜の名所です。九段下駅から徒歩わずか5分というアクセスの良さも魅力で、ウォーキングコースとしては緑道だけの基本コースから北の丸公園や靖国神社を含む周遊コースまで、体力や時間に合わせて選ぶことができます。

2026年は3月23日頃に開花し、3月30日頃に満開を迎える見込みです。千代田のさくらまつりはすでに開催されており、夜桜ライトアップは3月26日から4月6日まで行われる予定で、日没から21時まで幻想的な夜桜を楽しむことができます。

混雑を避けるためには平日の早朝に訪れるか、半蔵門駅からアクセスするのがおすすめです。ボートに乗りたい場合はスマートチケットを事前に購入しておくと待ち時間なしで乗船できます。

お濠の水面に映る桜、ボートからの花見、ライトアップされた夜桜など、さまざまな角度から桜を楽しめるのが千鳥ヶ淵の魅力です。桜の季節だけでなく四季を通じて美しい自然を楽しめる千鳥ヶ淵緑道で、都心にいながら季節の移ろいを感じるウォーキングをぜひ楽しんでみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次