唐津・虹の松原ツーデーウオーク2025のウォーキングコースは、日本三大松原の一つである特別名勝「虹の松原」をはじめ、日本の滝百選「見帰りの滝」、唐津城、唐津焼の窯元など、唐津の多彩な魅力を2日間で堪能できる全6コースで構成されています。2025年11月29日と30日に開催されるこの大会では、初日が10km・20km・40kmの3コース、2日目が10km・20km・30kmの3コースから選択でき、体力レベルに応じて参加できます。2日間の連続参加で最大70kmを踏破することも可能であり、唐津の海と山の両面を完全に制覇したい方には絶好の機会となっています。
この記事では、第13回唐津・虹の松原ツーデーウオーク2025の各コースの特徴や見どころ、通過する名所の歴史的背景、さらには唐津ならではの食文化やアクセス情報まで、参加を検討されている方に役立つ情報を詳しくお伝えします。

唐津・虹の松原ツーデーウオーク2025の開催概要
第13回唐津・虹の松原ツーデーウオーク2025は、2025年11月29日(土)と30日(日)の2日間にわたって開催されます。会場は佐賀県唐津市相知町にある「相知交流文化センター」で、「花と渓谷の町」として知られるこのエリアは、唐津市中心部とは対照的な豊かな自然環境が保存された場所です。
開催時期である11月下旬は、唐津が最も美しい季節の一つです。紅葉の名所である見帰りの滝周辺が華やぐ時期であり、澄んだ空気と過ごしやすい気候は、長距離ウォーキングに理想的な条件を提供します。本大会は一般社団法人日本ウオーキング協会(JWA)や国際市民スポーツ連盟(IVV)の認定大会としての基準を満たす本格的なスポーツイベントでありながら、初心者や家族連れも参加できる包括的な市民活動としての性格も併せ持っています。
参加資格は「国籍、年齢、性別など一切問わず、大会の決まりやウオークマナーを守れる人」と定められており、非常にオープンな大会です。ただし、小学生以下は保護者の同伴、障がいのある方は介助者の同伴が必要となります。参加費は一般が事前申し込み2,500円、当日申し込み3,000円で、中高生は事前1,500円(当日2,000円)です。開催地である唐津市および玄海町の在住者には優遇措置があり、小学生以下は無料で参加できます。参加費にはコース地図、ゼッケン、傷害保険料が含まれ、唐津焼の小皿などの参加記念品を希望する場合は別途500円が必要となるケースもあるため、申し込み時の要項確認が大切です。
第1日目のウォーキングコース:見帰りの滝と唐津城をたずねる道
コース構成とスケジュール
初日となる11月29日(土)は「見帰りの滝と唐津城をたずねる道」がテーマです。水と石の物語とも言えるこのコースでは、山間部の瀑布から川を下り、海に浮かぶ城郭へと至るダイナミックな高低差と景観の変化を楽しめます。
初日には3つの距離設定があります。大会最長となる40kmコースは午前6時30分から受付開始で7時30分スタート、早朝の清冽な空気の中での出発は長距離ウォーカーにとって特別な時間となります。20kmコースは7時30分受付・8時30分スタート、最も手軽な10kmコースは8時30分受付・9時30分スタートと設定されており、それぞれの体力や目的に合わせて選択できます。
序盤のハイライト:日本の滝百選「見帰りの滝」
相知交流文化センターを出発した参加者がまず目指すのは、相知町が誇る名勝「見帰りの滝」です。この滝は「日本の滝百選」に選定された九州最大級の落差約100メートルを誇る名瀑であり、コース序盤の最大の見どころとなっています。
コース序盤は徐々に標高を上げていくアプローチです。遊歩道に入ると周囲は深い森に包まれ、川のせせらぎが耳に心地よく響きます。11月下旬のこの時期、渓谷沿いのカエデやモミジは鮮やかに色づき、紅葉のトンネルを形成します。滝に近づくにつれて轟音が響き渡り、視界が開けた瞬間に現れる白い水柱と、周囲の紅葉、そして空の青さが織りなすコントラストは、参加者に感動的な体験を提供します。
「見帰りの滝」という名称には美しい由来があります。そのあまりの美しさに、立ち去る人々が何度も振り返って見てしまったという伝説から名付けられました。春の桜、初夏の紫陽花、秋の紅葉と四季折々の表情を持つこの滝は、相知エリアの象徴的存在です。40kmや20kmの参加者にとっては最初の難所となる登りですが、マイナスイオンを浴びることで疲労感よりも爽快感が勝る区間となっています。
松浦川流域の風景を歩く
見帰りの滝を後にしたコースは、佐賀県北部を流れる一級河川「松浦川」水系に沿って下流へと向かいます。松浦川は古代より大陸との交流の玄関口として栄えた唐津の歴史を見つめてきた川であり、この区間では日本の原風景とも言える田園地帯や、治水のために築かれた堤防沿いの道を歩きます。
河川敷の道は平坦で歩きやすく、ペースを整えるのに適しています。しかし、40kmコースの参加者にとっては、遮るもののない直線の道が続くため、精神的な持久力が試される区間でもあります。過去の参加者の経験によれば、この長い河川敷歩行をいかにリズムよくこなすかが完歩の鍵となるとされています。
クライマックス:唐津城と舞鶴の雄姿
コースのクライマックスとして設定されているのが、唐津湾に面した満島山にそびえる「唐津城」です。慶長7年(1602年)から7年の歳月を費やして、初代藩主・寺沢志摩守広高によって築城されました。
唐津城は天守閣を中心として東西に広がる松原が、あたかも鶴が翼を広げた姿に見えることから「舞鶴城」の別名を持っています。現在の天守閣は昭和41年に文化観光施設として建てられた模擬天守ですが、その堂々たる姿は唐津のシンボルです。ウォーキングコースからは、城の足元を支える石垣の堅牢さにも注目してください。自然石をそのまま積み上げた野面積みと、加工した石を用いた打ち込み接ぎの両方が見られ、築城当時の技術を今に伝えています。
城周辺からは唐津湾のパノラマと、翌日の舞台となる「虹の松原」を一望できます。天守閣のある高台(舞鶴公園)へ続く石段やスロープは歩行者にとって最後の脚力が試される場所ですが、登り切った先にある海と空と松原が融合した絶景は、歩いてきた者だけが得られる特権的な報酬となります。
城下町の風情と近代建築
コースの一部は、かつての城下町の面影を残す唐津市街地を通過します。ここでは明治・大正期の石炭産業で栄えた唐津の繁栄を物語る近代建築群を目にすることができます。東京駅の設計で知られる辰野金吾が監修した「旧唐津銀行本店」は、赤レンガと白御影石のコントラストが美しいヴィクトリア様式の建築であり、コース沿いの見どころの一つです。石垣の小路や武家屋敷の痕跡を残す路地を歩くことで、江戸時代から近代にかけての唐津の歴史的変遷を肌で感じることができます。
第2日目のウォーキングコース:唐津焼と窯元をたずねる道
コース構成とスケジュール
2日目となる11月30日(日)は「唐津焼と窯元をたずねる道」がテーマです。土と炎、そして風をキーワードに、400年以上の歴史を持つ伝統工芸「唐津焼」の里を巡り、伝説の残る鏡山、そして特別名勝・虹の松原を踏破する、文化と自然が深く結びついたルートが設定されています。
2日目も3つの距離設定があります。最長の30kmコースは受付6時30分、スタート7時30分で、20kmおよび10kmコースのスケジュールは初日と同様です。2日間で最大70kmを踏破できるプログラム構成となっており、連日参加することで唐津の海と山の両面を完全に体験できます。
秘窯の里・北波多と古窯の森公園
2日目の長距離コース(30km)は、唐津焼発祥の地の一つとされる北波多エリアへと足を延ばします。「秘窯の里」とも称されるこの静寂な山里は、古くから多くの陶工たちが窯を築いてきた場所です。
コースの重要なポイントとなるのが「古窯の森公園」です。国指定史跡である「岸岳古窯跡」の周辺に整備されたこの公園では、唐津焼のルーツに触れることができます。岸岳古窯は豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に日本に渡ってきた朝鮮陶工たちによって開かれたとされ、日本最古級の割竹式登り窯の跡が残されています。
参加者はこれらの史跡周辺の遊歩道を歩きます。土の感触を足裏に感じながら、かつてここで炎と向き合った陶工たちの息吹を想像することは、単なるスポーツウォーキングを超えた歴史探訪の体験となります。コース沿いには現在も作陶を続ける窯元が点在しており、軒先に並べられた素朴で力強い唐津焼の作品を鑑賞しながら歩くことができます。
鏡山:万葉のロマンと佐用姫伝説
2日目のハイライトの一つが、標高284メートルの「鏡山」です。その台形の美しい山容から、古くは松浦山とも呼ばれ、万葉集にも詠まれた歴史ある山です。コースによってはこの鏡山への登山が含まれ、つづら折りの道を登ることになります。
鏡山を語る上で欠かせないのが「松浦佐用姫」の伝説です。宣化天皇2年(537年)、新羅出兵のためにこの地を訪れた大伴狭手彦と恋に落ちた佐用姫は、出兵する狭手彦を鏡山の頂上から領巾を振って見送りました。あまりの悲しみに泣き続けた佐用姫は、ついにそのまま石になってしまったと伝えられています。「領巾振山」の別名を持つ鏡山の山頂には佐用姫の像が立ち、唐津湾を見つめています。11月下旬、鏡山周辺は紅葉が見頃を迎え、佐用姫像と赤く色づいた木々の組み合わせは、悲恋の物語に彩りを添えるかのような美しさを見せます。
展望台からの景色もまた格別です。眼下には次に向かう「虹の松原」が緑の帯となって弧を描き、その先には唐津湾の青い海と島々が広がります。この視点から松原の全貌を確認することで、その規模の大きさと「虹」と呼ばれる由縁を理解することができます。
特別名勝・虹の松原:100万本の黒松が織りなす神秘
大会名にも冠されている「虹の松原」は、2日目のコースにおける最大の象徴です。唐津湾沿いに長さ約4.5km、幅約500mにわたって広がるこの松原は、約100万本のクロマツが群生しており、国の特別名勝に指定されています。
ウォーキングコースはこの広大な松林の中を縫うように進みます。頭上を覆う松の枝葉が日光を遮り、木漏れ日が地面に模様を描く「松のトンネル」は、海からの風を和らげ、静寂で神聖な雰囲気を作り出しています。地面は砂地や舗装路が入り混じっていますが、松林特有の香気(フィトンチッド)に包まれた空間は、高いリラクゼーション効果をもたらします。
この松原は自然林ではなく、江戸時代初期に初代藩主・寺沢広高が潮風や飛砂から農地を守るために植林した人工林です。当時、禁伐令が出され、落ち葉を拾うことさえ厳しく制限された歴史があり、その厳格な管理が今日の景観を守り抜きました。400年の時を超えて受け継がれた緑の遺産の中を歩くことは、先人たちの国土保全への意志を感じる行為でもあります。
虹の松原に伝わる「七不思議」の魅力
虹の松原を歩く際、単なる風景として通過するのではなく、古くから伝わる「七不思議」を知ることで、その体験はより深みのあるものとなります。代表的な伝説を紹介します。
蝉の声がしない
通常、夏の松林といえば蝉時雨がつきものですが、虹の松原では蝉が鳴かないと言われています。伝説によれば、かつて豊臣秀吉が名護屋城へ向かう途中、この松原を通った際に蝉がうるさく鳴いていたため「騒々しい!」と一喝しました。すると、その威光に恐れをなした蝉たちは鳴くのをやめ、以来、この松原では蝉の声が途絶えたとされています。科学的には松林の環境や蝉の種類による生態的要因が考えられますが、天下人の言葉が自然界の法則さえもねじ曲げたという伝承は、当時の秀吉の権勢の大きさを物語っています。
睨み松(低くなれ松)
これも秀吉にまつわる伝説です。秀吉が松原で休息を取ろうとした際、松の木が高く伸びていて眺望を遮ったため、不機嫌になり「頭が高い、低くなれ」と松を睨みつけました。すると松はその視線に怯え、地を這うように低くねじ曲がって成長するようになったと言われています。実際、松原には強風や砂地の環境に適応して奇妙にねじれた形の松が多く見られ、これらが「睨み松」として親しまれています。
すべてがクロマツ
虹の松原を構成する約100万本の松は、そのほとんどが「クロマツ(黒松)」です。一般的に海岸の松原にはアカマツが混生することもありますが、ここではクロマツが圧倒的多数を占めています。これは植林を行った寺沢広高が、潮風や塩分に強く痩せた土地でも強靭に育つクロマツを厳選し、計画的に植えさせた結果です。当時の高度な植林技術と計画性の証左となっています。
蛇がいない
鬱蒼とした森林であれば蛇が生息していても不思議ではありませんが、虹の松原には蛇がいないと言われています。これは松原の近くにある浜崎の諏訪神社に祀られている「諏訪姫」の願いによるものとされています。諏訪姫が結界を張って蛇を遠ざけた、あるいは蛇を嫌ったため寄り付かなくなったと信じられています。
根上りの松
松原の南側、松浦川河口付近の千人塚砂丘には、根が地上に大きく露出してアーチ状になった松が存在します。これは「根上りの松」と呼ばれ、松浦川の氾濫や風による砂の移動によって、本来地中にあった根が露わになったものです。その姿はまるで松が爪先立って歩き出しそうに見え、自然の造形美として多くのウォーカーの撮影スポットとなっています。
槍掛けの松
枝ぶりが水平に長く伸び、まるで槍を掛けるための棚のように見える松があり、そこに秀吉の軍勢が槍を立て掛けたという伝説があります。全く同じ枝ぶりをした二本の松が存在し、どちらが本物かわからないという「瓜二つの松」の逸話として語られることもあります。
井戸の水が真水(二軒茶屋の井戸)
海岸からほど近い場所にある井戸であるにもかかわらず、そこから湧き出る水は塩分を含まない純粋な真水であると言われています。特に「二軒茶屋」付近の井戸水は名水として知られています。広大な松原の砂丘が天然の濾過装置として機能し、雨水を地下水脈として保持しているためと考えられますが、昔の人々にとっては、海のそばで真水が得られることは奇跡的な「不思議」でした。
唐津・虹の松原ツーデーウオーク2025で味わえる唐津グルメ
2日間のウォーキングを楽しむ上で、食事は単なる栄養補給以上の意味を持ちます。唐津には海の幸、山の幸、そして伝統的な技法で作られる独自の食文化が息づいています。
相知・厳木エリアの里山グルメ
会場周辺の相知町や隣接する厳木町は、素朴ながらも味わい深い里山グルメの宝庫です。
結城ちゃんぽんは地元住民に愛され続けるちゃんぽんの名店です。豚骨ベースながらもしつこくないスープに、たっぷりの野菜と炒めた具材の旨味が溶け出し、疲れた体に染み渡ります。ウォーキング後の塩分・栄養補給には最適の一杯です。
一光軒は豚骨ラーメンの聖地とも呼ばれる店です。かつて北九州にあり、惜しまれつつ閉店した伝説の名店「一竜軒」の味を継承しているとされ、濃厚で少し赤みがかった骨髄の旨味を感じるスープが特徴です。行列必至ですが、ラーメンファンなら訪れる価値があります。
道の駅 厳木 風のふるさと館では、地元のお母さんたちが手作りする「佐用姫だんご」が名物です。平べったい形をした団子はアズキの優しい甘さが特徴で、行動食としても優れています。「石垣饅頭」はサツマイモがゴロゴロと入った蒸し饅頭で、素朴な味わいが人気です。「小国ジャージーソフト」などのスイーツも充実しており、休憩スポットとして機能します。
唐津市街地・海沿いエリアの海鮮と名物
宿泊地となることが多い唐津市街地や海沿いのエリアでは、玄界灘の恵みを堪能できます。
呼子のイカの活き造りは唐津を訪れたなら外せない一品です。呼子直送のイカは提供される直前まで生簀で泳いでおり、その透明度とコリコリとした食感、噛むほどに広がる甘みは他では味わえません。後造りとしてゲソを天ぷらにしてもらうのも定番の楽しみ方です。市内中心部の「玄海」や「漁火」などの専門店で味わえます。
唐津バーガーは虹の松原の中に駐車しているキッチンカーから始まった、唐津のご当地バーガーの元祖です。パリッと焼かれたバンズに、ジューシーなパティ、チーズ、ハム、卵などが挟まり、特製のデミグラスソースと胡椒が効いた味は、ウォーキングの合間のランチとしても最高です。松林の中で食べるスタイルも唐津ならではの体験です。
川島豆腐店のざる豆腐は、唐津の良質な水を活かした絶品です。大豆の濃厚な旨味が凝縮されており、何もつけなくても甘みを感じるほどです。朝の時間帯から営業していることもあり、朝のエネルギーチャージにも適しています。
うなぎの竹屋は明治創業の老舗で、登録有形文化財に指定された木造3階建ての店舗は圧巻です。ここで供されるうなぎは蒸さずに焼く「地焼き」スタイルで、香ばしさとパリッとした皮の食感が特徴です。歴史的建築の中でいただくうなぎは、特別な旅の思い出となるでしょう。
会場へのアクセスと宿泊情報
会場へのアクセス方法
メイン会場「相知交流文化センター」へのアクセスは複数の手段があります。
鉄道(JR唐津線)を利用する場合、最寄り駅はJR唐津線の「相知駅」です。駅から会場までは徒歩約5分と非常に近く、利便性は高いです。ただし、JR唐津線はローカル線であり、運行本数は1時間に1本から2本程度に限られています。大会当日の朝、スタート時間に間に合うためには唐津駅発の始発列車(6時台や7時台)を利用する必要があります。必ず最新の時刻表を確認し、余裕を持った移動計画を立ててください。
自家用車を利用する場合、西九州自動車道の「唐津IC」からは車で約15分、長崎自動車道の「多久IC」からは約20分の距離です。多久ICは近年ETC専用となっている場合があるため、搭載機器の確認が必要です。駐車場は会場である相知交流文化センターに約133台、向かいの広場に約100台のスペースが確保されています。合計200台以上のキャパシティがありますが、参加者が集中すると満車になる可能性があるため、可能な限り乗り合わせや公共交通機関の利用が推奨されます。
シャトルバスについては、例年JR唐津駅南口などから会場までの有料シャトルバスが運行される実績があります。運行される場合、宿泊地(唐津市街地)から会場へ直行できる最も確実な手段となります。運行時間や料金(片道500円程度など)、予約の要不要については、大会公式サイトでの最新情報の確認が必須です。
宿泊エリアの選び方
会場周辺の宿泊施設は限られているため、参加者の多くは唐津市中心部や周辺エリアに宿泊することになります。
唐津駅周辺・市街地エリアでは「唐津第一ホテルリベール」「HOTEL KARAE」「ビジネスホテル宙」など多様なホテルが揃っています。駅周辺は飲食店も多く、前日の夕食や当日の朝食調達に困りません。JR唐津線を利用して相知駅へ移動する参加者にとって、最も合理的で利便性の高いエリアです。
虹の松原・リゾートエリアには「唐津シーサイドホテル」や「メルキュール佐賀唐津リゾート」などの大型リゾートホテルが点在します。オーシャンビューの客室や温泉施設を有しており、ウォーキングの疲れを癒やすには最適です。ただし、会場への移動には車やタクシー、あるいは一度駅へ出る必要があります。
多久市・佐賀市方面から車で参加する場合、多久IC近くの宿泊施設(例:天山多久温泉 TAQUA)を利用するのも戦略的な選択肢です。唐津市内の混雑を避け、南側からスムーズに会場入りできます。
唐津・虹の松原ツーデーウオーク2025に参加するための準備とアドバイス
服装と装備のポイント
11月下旬の唐津は朝晩の冷え込みが厳しく、日中との気温差が大きい時期です。レイヤリング(重ね着)の考え方が重要で、朝のスタート時は寒く、歩いていると暑くなり、休憩時は汗冷えするというサイクルに対応する必要があります。脱ぎ着しやすいウインドブレーカーや吸汗速乾性のインナーが必須です。
長距離を歩くための靴選びも重要で、履き慣れたものでクッション性があるシューズを選んでください。マメ対策として五本指ソックスやワセリンの塗布も有効です。水分補給は喉が渇く前にこまめに行うことがポイントで、スポーツドリンクや経口補水液の持参もおすすめです。
写真撮影スポット
唐津・虹の松原ツーデーウオークでは、多くの写真映えするスポットに出会えます。「見帰りの滝と紅葉のツーショット」「鏡山展望台からの虹の松原全景」「松林の中の木漏れ日」「唐津城をバックにした記念撮影」など、ぜひカメラを準備して参加してください。
五感で楽しむウォーキング体験
唐津のウォーキングは五感すべてで楽しめます。見帰りの滝の轟音や松林を吹き抜ける風の音(松濤)は聴覚を刺激し、松林のフィトンチッドの香りやうなぎ屋の香ばしい煙、潮の香りは嗅覚を楽しませます。唐津焼の土のざらつきや足裏に感じる砂地の感触は触覚を、イカの甘みやちゃんぽんのコクは味覚を満たしてくれます。
まとめ:唐津を歩くことは日本の原風景を旅すること
第13回唐津・虹の松原ツーデーウオーク2025は、単なるスポーツイベントの枠を超え、唐津という土地が育んできた歴史、文化、自然と対話する旅です。参加者は見帰りの滝の激しい水流に自然の畏怖を感じ、虹の松原の静寂に心の平穏を見出し、唐津焼の土の温もりに人の営みの深さを知ることができます。
2025年11月29日と30日、唐津の地で踏みしめる一歩一歩は、参加者自身の健康を増進させるだけでなく、400年以上にわたって受け継がれてきた地域の歴史や文化を体感する貴重な機会となります。初心者から健脚派まで、それぞれの体力レベルに応じたコース設定があるため、どなたでも唐津の魅力を存分に楽しめる大会です。晩秋の紅葉に彩られた唐津で、歴史と自然に包まれたウォーキング体験を味わってみてはいかがでしょうか。









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